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2011年8月29日 (月)

療育の場がないんです!

今日は、午後から泉大津市内にある保健センターへ見学と懇談に行った

市民の健康をまもるために、様々な検診、予防接種、母子保健などをおこなっている。

特に、妊娠してから出産後の4ヶ月検診に始まる検診と、その時に分かったさまざまな母子の不安に対するフォローする育児相談、育児教室がたくさん行なわれている。

1歳半検診のときに、子どもの発達の遅れを指摘されることが多い。

親御さんにとっては認めたくないつらいことになるけど、発達相談などをうけて、子どもに応じた支援をその後に受けることで、将来の子どもにとって(親にとっても)決定的に違ってくる。

障害者の施設で働いていた時に、通いはじめた障害者の支援計画などを立てるときに、親御さんなどから、生育歴などを細かく聞いてきた。その人がどんな支援を受けて育ってきたのかどんな環境で育ってきたのかをきちんと知ることで、現在の障害の状況とあわせてその人の状況をつかむ事ができる

乳幼児期にしっかりと発達相談を受けて、適切な支援を受けて、小学校や保育所などに入るまで療育施設で訓練や支援を受けれた場合と、そうでなかった場合では、同じくらいの障害でも、全く違ってしまうケースを何人も見てきた

泉大津でも、検診やその後のフォロー教室や親子教室などはあっても、そのあとの療育の場が市内には全くない。

教室は月に3回程度で、親子関係や親の関わり方のきっかけ作りにすぎない。

やはり、毎日通える療育の場が近くになければ、本当にその子にとっての意味がある支援にはなかなかならない・・・・・・

財政難でお金がないということで、置き去りにされている。子どもたちの成長は待ってはくれない。お金が全くないわけではない。使い道の問題。市民ひとりひとりを大切にできる市政への転換がどうしても必要だ

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