住宅リフォーム助成制度で近江八幡市へ視察!
昨日、議員団3人で近江八幡市へ視察に行きました。下の写真は、懇談後市内を少し歩いていた時に出会った、瓦を使ったオブジェ。地元の八幡瓦を使ったもの。お店も近江商人の町で江戸時代からの町並み保全で風情ある所も多かったです。
さて、住宅リフォーム助成制度は、住生活の改善と地域経済の活性化につながると、2009年には83自治体だったのが全国330自治体にまで広がっている。
住宅リフォームにかかわる工事費用の10%とか15%で、上限10万とか20万円、自治体によって違いはあるが、補助される。
日本共産党の先輩議員だった小林脩平氏は、議会で何度も求めてきたが、泉大津や大阪府下でまだ実施している所はない。
近江八幡市は人口8万2千人と、泉大津と人口規模も近い。特徴は工事費用の15%で30万円までと金額も高い。さらに、高齢者70歳以上、障害者が同居の場合は、50%まで補助があり、生活に困難を抱えた人たちのバリアフリーに役にたっている。これは他市にはない大きな特徴。
担当課に直接話をまずお聞きした。2010年には、受付初日に徹夜組まででき150人を超える行列ができ、当初予算の4500万円では足りず、補正予算で受け付けた315件全て補助し、7000万の助成になった。
工事は市内業者に限定しているので、助成の10倍の総額7億円のお金が市内でまわり、経済産業省の試算表に基づく経済効果は13億5千万円で2倍近い経済効果があった事になる。
市民にとっても、これをきっかけにとトイレやお風呂などの水まわりが一番多かったそうです。下水道にもつなぐことにもなり、市にとっても市税アップと下水道使用率の向上など、その効果は多方面にわたり、決して建設関係だけのためでもない。
担当者の「これまで市民の人から苦情や文句は嫌というほど聞いてきたが、窓口までわざわざ来てくれてお礼を言われ、感激した」 という一言が印象的でした。
その職員さんが生き生きと話してくれる様子に接し、本当に市民のために、喜んでもらえる仕事をどんどん泉大津でもしてほしいですね。
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