脱原発の報道はどうだったのか?
3.11の震災の報道は、家族の思い出や絆など、過去、現在、未来に向けての報道が目白押しだった涙を誘うものも多かった
しかし、生まれ故郷や家族も引き離された元凶になった原発を、無くしたいと全国で、世界で大きくの人たちの行動はどう報道されたのか
しんぶん赤旗は1面と、上の写真の4面5面見開きの四分の三、各地の集会とパレードの様子が詳しく報道されていた。
下の写真は毎日新聞、4コママンガの横の小さいスペースで、全国で脱原発の集会があったという簡単な記事だった。
テレビも、オーストラリアやアメリカで脱原発の集会があったという短いニュースを見たくらいだった。ニュースソースとして、世界の人たちにも、脱原発の動きがあるというのは分かるが、何か遠い国での事のように感じさせようとするのか
肝心な国内の集会やパレードの報道はどれだけされたのか 疑問です。ほとんど目にしなかったのは私だけだろうか
こうした動きをあえてあまり報道させないとする力が働いていると思ってしまう。
しかし、原発の危険を事実をもって証明したフクシマの悲劇を、二度と子どもや孫たちの将来にあってはならない。この願いは、原発や核兵器も含めて、核、放射能の脅威が無くなるまで、途切れる事はないだろう
福島では1万6千人、東京8千、大阪8千、泊原発の北海道2千、青森1千5百、群馬2千5百、神奈川県川崎1千6百、愛知5千、浜岡原発の静岡1千1百、日本一の原発銀座の福井1千2百、長野1千8百、兵庫2千5百、高知1千1百、被爆県の広島2千4百、北九州5千、福岡5千などなど、他にも玄海原発の佐賀、山梨など千人以下でも大阪の河内長野市や広島の原爆資料館前など
他にも、いろいろな地域で津々浦々でこれ以上の人たちの行動があった
そして、世界では脱原発を打ち出したドイツ、スイス。韓国でも大きな行動があった。そして極めつけは、原発大国のフランスで、6万人もの人たちが、原発のまわりを取り囲んで手をつなぐ人間の鎖
75%の電力を原発でまかなうフランスだが、少し前に電力不足に落ち入り、自然エネルギー政策に大きく切り替えて、すでに順次原発を停止していっているドイツから電力の供給を受けるはめになった
この事を見ても、事故や検査で止まり、再稼動に時間がかかる原発は、電力の安定供給につながらない。
日本では54基の内で、動いているのはあと2基、これもまもなく検査で停止。
再稼動を許さず、原発が無くても問題ない事を証明しよう
« なくそう原発3.11 府民集会に8000 人 | トップページ | 泉大津市議会第1回定例会が閉会しました。 »
「平和・憲法・環境・原発」カテゴリの記事
- 平和行進が今年も泉大津にやって来ました!(2024.07.03)
- 第9回 アユとあそぼう大津川(2024.05.25)
- 今年も平和を、核兵器のない世界を願い歩きました!(2023.07.03)
- 忠岡町の産廃施設誘致を考える学習集会へ(2023.06.24)
- 泉北クリーンセンターからのお知らせと環境シンポジウム(2023.02.08)
コメント