幼児・親子教室を見学しました!
泉大津では、児童発達支援事業として『幼児・親子教室』があります
1歳半健診などで、保育所や幼稚園に行くまでに、もう少し丁寧に支援をすることがその子どものためになる場合は、月3回程度の『わんわん教室』というのがあります。
子育ての相談などにのりながら、子どもたちに集団の場や親以外の大人や同じ年頃の子どもと触れ合う場になります
しかし、月3回程度なので、出会いきっかけの場の域はでない。その後に2歳3歳となった子どもたちが毎日通うことができる場が、幼児・親子教室。
はじめは、走り回っていた子どもたちが、今は自分のイスに座って手遊びや、お話を聞けるようになったとのことでした。
朝の会では、名前を呼ばれるのを期待しながら待ちつつ、自分の名前が呼ばれたら「はい」としっかりと手を挙げていました
集団の中での帰属意識もしっかり高まって、みんなと一緒にいることができるようになり、待つこと、そして、自分に注目が集まるという期待に、元気に返事をして応えることができて、うれしい気持ちになれる。あの、ひと時にいろいろな要素が盛り込まれている
保育士さんが、ひとりひとりの子どもの様子と気持ちをよくつかんで関わっておられるのが、見ていたらよく分かりました。
今日はたまたま親子保育の日ということで、お母さんたちも一緒に体操したり、歌ったり、家ではなかなかできない、また違う子どもとの触れあいをすることができ、親も子どももはじける笑顔で楽しんでやっておられた
子どもを中心に、親と保育士とそれぞれの信頼関係をもちながらはぐくんでこられたんだなあと実感しました。
この時期にこうした経験をつむことが、先々学校へ行くようになってからや、将来大人になってからも大きく違ってくるのは、これまでの自分が仕事をしてきた経験からも間違いない。
ただ残念なのは、4歳5歳になってから保育所や幼稚園に行くことがいいという子はいいが、より専門的な療育が必要な子が、小学校に行くまでの間に受けることができる場が、泉大津には全くないということです
先の予算委員会でも、この問題をとりあげ、泉大津らしい専門的な療育の場の必要性を訴えています
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