最後のセーフティネットとしての生活保護行政を!・・・一般質問報告②
『孤独死・孤立死をどう防ぐのか、いのちとくらしを守るネットワークづくり』のテーマでのぞんだ一般質問
後半は、生活保護について。
孤立していく大きな要因のひとつに貧困があり、生活保護でしか救えないケースが多い
今朝の新聞に、京都府舞鶴市で、幼い子どもを3人抱えて妊娠中、所持金600円しかない女性の申請を窓口で拒否。
さすがに相談を受けた京都府が改善の指導をしたという
泉大津でも母子家庭の人に、返す当てのない貸付金を紹介されてあきらめて帰った。
という話を聞き、大変ショックだった。
札幌の姉妹の悲劇になりかねない、タレントの母親の扶養義務の報道後、テレビなどのマスコミの生活保護に対する過剰な報道がされている。
ギャンブルや収入あるのに申告をしないという不正受給は正さなければいけないが、ごく一部の事で、生活保護全体が悪で、保護を受けにくい雰囲気にさせられてしまうことが心配。
この5年間の推移を聞くが、リーマンショック以降200件台だった相談が、500件を3年続けて下らない。
ただ、それでも2年続けて減っている。生活保護に対する風当たりの強さのせいではないかと心配
高い医療費、低い年金、不安定な雇用などの改善がない中では、生活保護でしか救えない
生活保護法の第25条 保護の実施機関は、要保護者が急迫した状況にあるときは、すみやかに、職権をもつて保護の種類、程度及び方法を決定し、保護を開始しなければならない。
この精神にたった対応を求めました
「年齢に関わらず、人道的見地に立ったケースワーク、最後のセーフティネットの最前線にたった、血の通った保護業務に務めていく」
という、健康福祉部長の答弁がありました
一般論で終わらせないでほしい、親身であたたかい対応を、孤立死をおこさない、最後のセーフティネットの役割と責任を果たしてほしいと要望しました
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