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2013年2月27日 (水)

いじめで遊ぶ子どもたち

滋賀県大津市のいじめの問題を、どう考えたらいいのか と思っていた時に、この本に出会いました。

いじめで遊ぶ子どもたち

本のタイトルを見て、どういうことか  とすぐには・・・

サブタイトルの安心と信頼の生活世界を

そして、今子どもたちに何が・・・?という点も、私の疑問に応えてくれそうと、すぐに購入

筆者は、大東文化大学教授の村山志郎氏

いじめ自殺の悲劇が繰り返されてきた。

氏は20数年間いじめ自殺が起こると必ず現地に行き、関係した人たちの話を直接聞いてこられた。

それだけに説得力がありました

事件が起こるとマスコミはこぞって報道するが、起こった現象面ばかりが伝えられ、いじめが何故起こったのかという子ども達を取り巻く社会や、おかれた内面世界については、あまり考察されてこなかったように思う。

この間のいじめの特徴も、以前に比べると大きく変わってきたという

力による主従関係で言いなりにしたり、弱い子どもを下に見て、いじめたりしていたのが・・・

いじられキャラなどと言われ、いじりいじられる関係

いじる側にはいじめという認識があまりなく、ふざけるじゃれあうといった感覚で行われているという

そして、テレビやゲームの影響での攻撃性

過度な競争、忙しい日々に対するいらだち、むかつき

家庭の崩壊など子どもの貧困による不安感

社会に対する抑圧感やあきらめ・・・などなど

子ども達だけの、学校や教育委員会だけの問題ではなく、社会全体の問題として考えなければならない

そして、何より子ども達が将来に希望の持てる社会でなければ、本当の問題解決には向かえない。この本を読んで思ったこと

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