「憲法96条改正は、憲法の本質を無視した暴挙!」
昨日の毎日新聞の夕刊の特集
上記タイトルは、護憲派が言っているのではない。
バリバリ改憲派の憲法学者で、自民党の勉強会の指南役をしていたという、慶応大学の小林教授の言葉 写真右の方・・・
その発言をいくつか紹介すると、「憲法の何たるかをまるで分かっていない」
憲法96条の改憲発議には、国会議員の3分の2が必要で、それを2分の一にしようとすることには・・・
「時の権力者が、好き勝手なことをする恐れのある時、その歯止めになるのが憲法で、国民が権力者を縛るための道具」
「それが立憲主義、近代国家の原則・・・モノの弾みのような多数決で変えられないよう、96条で固めている」 それなのに・・・
「当事者が『やりたいことができないから』と改正ルールの緩和を言い出すなんて本末転倒・・・近代国家の否定」と・・・
政治的立場は違うが、憲法96条については、全くその通りだ
憲法の根本原則をなし崩しにするとんでもないことがやられようとしている。
他国に比べて改正するのが厳しすぎるという意見に対しても、「米国は連邦議会の上下両院の3分の2の賛成で改正が提案され、全米50州の4分の3の議会での批准が必要で、日本よりも厳しい」と・・・
96条という障害が除かれたら、何が起こるのか。 「当然、次は9条です」
日本弁護士連合会憲法委員会副委員長の伊藤弁護士は言っています。
「議会の過半数なら、与党だけで強行採決して、日中関係などで国民の危機意識をあおれば通せるだろう」とも・・・
昨年の12月の毎日の世論調査では、9条改正反対が52%で賛成の36%を上まった。
しかし、多数の民意が正確に反映されない小選挙区制度で、違憲状態の中で行なわれた衆議院選挙・・・
民意を反映していない議会で、国の根本原則を自分たちの都合のいいようにしようという政治がやられようとしている
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