第2回泉大津市幼保一体化検討委員会が行なわれました!
楠幼稚園敷地内に新たに建設されたくすのき保育所は、来年度から『泉大津市立くすのき認定こども園』(仮称)として、幼保一体施設となります。
このことだけが先に決められて、幼稚園の親御さんの中から、どうなるのかという声があり、実際に工事が始まっていくに当たっても様々な問題が・・・
私たち日本共産党議員団は、親御さんの話を直接聞き、説明会にも参加して、その実情をつかみ、現場や親、そして子どもの頭越しに、決められてきた経過の問題と、出された要望意見をきちんと受けとめ判断して決めていく部署がないため、十分な対応がされてこなかった問題を、議会の中でも指摘をしてきました。
そして、この4月から幼稚園を管轄する教育委員会と、保育所を管轄する健康福祉部から担当者を出し、推進グループが確立され、検討委員会もスタート・・・
市としてはじめての事なので、有識者も入っての委員会で、幼稚園、保育所の保護者代表も入り、現場の先生や、子育て支援センターの責任者も入って、教育保育の内容を決めていくことになります。
市のサイドは、推進グループの職員に加え、幼稚園、保育所の現場職員3名をそれぞれ出し、カリキュラム検討会議を昨年の12月から9回行なってきたと報告がありました。
そしてようやく、こども園の概要が、はじめて示されました
何より、国がすすめようとしているこども園との違いは、泉大津市が公設公営で責任をもち、幼保のいいところを合わせて、『泉大津版のこども園』にしようということ・・・
幼稚園部に当たる短時間部は、これまでの幼稚園の人数を下回らないように設定をされ、保育所にあたる長時間部は、各年齢10名から20名で全体で新たに95名の保育所ができるのと同じことになります。
待機児解消や、くすのき校区にこれまで保育所はなく、こうした意義は大きいと思います。
認定こども園には、子育て支援センターを置く必要があり、この3月議会で私が求めてきた、『一時預かり保育』(公立では初)、『緊急一時保育』(泉大津市として初)が設置されます。
また、『子育て相談』や、『親子遊びのひろば』など、地域のまだ保育所や幼稚園に通っていない親子への支援や、役にたつことができるものとなります。
各委員さんからは、活発な意見や、具体に中身についてどうなるのかなどの発言がありました。
特に親御さん代表の方からの意見は、今いる子どもやこれから入所を希望する子どもがどうなるのか などとても大事な発言がありました。
大切なのは、こうした話し合いをこの場限りのものにしないことではないでしょうか。
みんなが傍聴できるわけではありません。実際傍聴していたのは私や田立議員を含め4人だけ・・・
いくらいいものだと言われても、それでどうなるのか 子どもたちはどうなるのか
こうした具体の内容を、実際はじまっていく楠幼稚園の親御さんに、しっかりと説明をし、意見要望も聞きながら、納得と合意をつくりあげていくことではないでしょうか
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