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2013年6月 1日 (土)

悲劇が繰り返される社会でいいのか!?

大阪市北区天満のマンションで、28歳の母親と3歳の息子が亡くなる孤立死。

「もっと良い物を食べさせてあげたかった」というメモが、残されており…

またも起こってしまった悲劇、何故こんな事が繰り返されるのか

この親子が誰にも知られず引越しをして、孤立していった理由は分からない・・・

それでも、最後のセーフティネットといわれる生活保護など、支援の手が差し伸べられなかったのだろうか

この間の国会論戦で明らかになった日本の餓死者の推移に驚いた

悲劇が繰り返される社会でいいのか!?

驚いたのは、2000年に比べて400人以上増えているということもだが、その総数の多さに

日本共産党の高橋ちづ子議員の質問で、厚労省の人口動態調査をもとに作成されたもの

困窮して行政の窓口に行っても、まだ働けるなど、様々な理由で申請を締め付ける『水際作戦』なるものが行なわれている。

何か事件があった時、必ず言い訳にされるのが、「本人の申請の意思が確認されなかった」ということ・・・

昨日、衆議院の厚生労働委員会で生活保護改悪案が、自民・公明・民主・維新・みんな各党の賛成し、可決されました。日本共産党は反対しました。

悲劇が繰り返される社会でいいのか!?

扶養義務者に対する調査権限の強化は、扶養義務を事実上強いるもの

大阪の親子餓死のように、親族に知られたくない様々な理由があれば、窓口に行くことさえやめてしまいかねない。

生活保護バッシングの報道が繰り返され、いっそう受けづらいものにされてしまっている。

いっそう生活困窮者を窓口から遠のけるようにしているとしか思えない

先進国の中で、これだけの餓死者が出る国、その前にいのちを断つ自殺者も10年ぶりに3万人を切ったとはいえ、これだけの数のある国があるだろうか

こうした事態、こうした悲劇にまともな支援、いのちを救えないことを恥ずべきではないだろうか

当該事件のあった大阪市長は、このことについては何のメッセージも発していない。

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