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2013年9月の8件の記事

2013年9月24日 (火)

南海トラフ巨大地震の対策と防災教育・・・一般質問の報告!

一般質問が終わってすぐに、決算委員会がはじまり、報告がまだでしたので、遅くなりましたが・・・

 

8月に大阪府は、南海トラフ巨大地震の津波被害の最終想定を発表しました。

 

南海トラフ巨大地震の対策と防災教育

 

泉大津では、津波高で4.4メートル、到達時間は95分

 

これに基づく対策や避難をとること、子どもたちへの防災教育が将来にわたり重要で、今この時に確認する必用性を感じて、取り組みました。

 

従来のハザードマップと比較すると、浸水域は広がり、深くはなっていますが、旧26号線を越えた辺りまでとなっています。

 

それ程大きく広がった印象はありません。

 

その点を確認すると、東北とは違い真っ直ぐに津波が来るわけではなく、連動型の巨大地震でも4.4㍍の津波高でのシュミレーションによるもの・・・

 

但し、想定に縛られてはいけないというのが、東日本大震災の教訓で、着色されていない地域でも、青い矢印の方向で津波が広がって来るので、さらに高い地域への避難が必要で、この青い矢印で表記しているとのことでした。

 

対策としての、防潮堤、水門、樋門について

 

正確な避難が出来るための、防災行政無線などの情報について

 

避難計画、避難所におけるマニュアル、津波避難ビルのオートロックの解錠の考え方

 

今年度配布予定のハザードマップについて

 

そして、学校での避難訓練や防災教育について

 

幼稚園や保育所では、防災ずきんを使って訓練をしていて、小学校での必要性について

 

などなど、何点も質問確認させてもらったが、進んでいる点と、なかなか進まない点があり、市の防災計画の最上位計画になる、地域防災計画の策定がこれからになるので、そこに向けての取り組みがさらに必要だということ。

 

 

 

まだまだこれからの取り組みですが、悠長にはしてられません。

 

平安時代、東北の『貞観の大地震・津波』の18年後に、『仁和の南海大地震・津波』が起こっています。

 

 

 

2013年9月20日 (金)

2012年度の決算認定審査が終了!

昨日で、各会計の審査を終え、各委員からの意見表明

 

各会派から代表で1名ずつ出ているので、委員長以外の全員が発言。

 

私が意見表明したほぼ全文(少し省略・・・の所でしています)

 

2012年度一般会計、特別会計、水道事業会計、市立病院事業会計、決算認定に際し、意見を申し上げます。

 

この年度は、市長の突然の辞職、その後、教育長、副市長の辞職で、市長不在の期間ができるなど、市政上類のない異常事態になりした。

市長選挙が行われ、新しい伊藤市長が誕生したが、前市長の市政運営がどうだったのか?このことが問われる年度であります。

 

一般会計は実質収支で49727万円余りの黒字決算、累積赤字を抱える特別会計、病院事業など、依然厳しい状況もありますが、国民健康保険特別会計は単年度では黒字、4年連続の大幅黒字・・・困っている市民に手を差し伸べられる温かい市政なのか?そして、将来を見据えた安心で安全な魅力あるまちづくり、子育て支援、高齢者、障害者への支援策などにより、住んでみたい住み続けたい泉大津市なのか?地方自治体としての役割がどうだったのかが問われてきます。

 

 同法系防災行政無線の全市域への拡充、全中学校のエアコン設置などの前進はあるものの、・・・・すべての市民がごみ袋代として協力をした地域環境基金は、一部の人の利益に結果としてなってしまっています。地域環境基金は、すべての市民の負担軽減につながるごみ減量化のための取り組みに定めて使うべきです。

 

中小事業所への支援策、きれいで快適な公園にしていく。教育予算では、学校給食のアレルギー食への対応の問題、留守家庭児童会は、職員の配置基準もない中で運営がされており、条例で定めて実施をするべき。就学援助における全国どこにもない不平等な制限がある家賃持家制度が続けられている点の改善を求めました。

 

次に、国民健康保険特別会計については、保険料が、高すぎて払えないと滞納になっている世帯が依然2000世帯を超えています。まだ累積赤字を残しているとはいえ、単年度では174343千円の黒字、4年連続の単年度の黒字で急速に会計としては健全化に向かっています。その中で、負担の重い子どもや家族の多い世帯に対しての多子減免、医療費の一部負担金などの軽減策を行う、所得の2割近くもある保険料を、抜本的に引き下げ支払い能力に応じた金額にするべきです。

 

介護保険特別会計については、保険料は少ない年金からも天引きされ、介護を使うには1割の利用料を払うことができず、利用ができない方が大勢います。低所得者から取り立てた保険料で、お金のある人しか使えない矛盾した制度となっています。本人のための介護の保険なのに、世帯収入で算定される保険料の矛盾、国は利用抑制とサービス量の低下でしか行わず、そのしわ寄せは、利用者と介護をする家族にどんどんと押し付けられています。もはや、介護を社会全体で支えるという制度の根幹が揺らいでいます。

 

後期高齢者医療特別会計については、75歳という年齢で区切る差別的な制度であり、条例減免が極めて限定されている点、75歳からは脳ドックが受けられなくなるなどの制度の不備や問題は、広域で行われているために、市として反映させることすらできない、住民から遠い制度となってしまっており、この制度が続いていけば2年ごとの保険料の引き上げは避けられません。以上意見を申し上げ、一般会計、特別会計には反対とします。

 

水道事業会計、市立病院事業会計には、市民の安心安全な生活を支える、そして市民のニーズをしっかりとらえた健全な財政運営に向けて、理事者のいっそうのご努力を要請しまして賛成といたします。

 

長い文章でしたが、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。

 

来週が、本会議での討論は、もう少し長くなりますが、今日言えなかった問題も入れて、しっかり発言して行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年9月16日 (月)

大津川もけっこう大変なことでした。

決算委員会の準備で、この三連休は家と市役所の往復しかしなかった・・・

 

ほとんどパソコンの前には座っていたんですが、ブログの更新もする余裕がなく 

 

外は台風18号の影響で雨風も強かったんだろうと・・・思いだけは馳せていたんですが・・・

 

テレビでは、各地の突風や川があふれ出た映像が・・・大きな被害が出ている。

 

被害にあわれた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 

今朝、大津川を心配する人から電話。

 

楯並橋の下に水位計があり、パソコンから確認できるとお伝えするが、一応自分も見ておこうと見てみたら・・・

 

大津川も大変なことでした。

 

泉大津と忠岡の間を流れ、槇尾川と牛滝川が合流してから海までの短い区間が大津川

 

合流しているので、けっこう水位が上がっていた。河川敷は完全に水没

 

大津川も大変なことでした。

 

写真は合流地点周辺の川の様子

 

実は、槇尾川↓の上流の和泉の山のほうで、大雨になると・・・

 

大津川も大変なことでした。

 

ココ↑は川幅が狭いからか、川の中央が盛り上がっていて、すごい勢いなのが分かった。

 

そして、ココ↓は、いつも上流の木などが流れてきて溜まってしまう所。

 

大津川も大変なことでした。

 

鳳土木に撤去要請しているが、川の流れに影響がないと、全く対応してくれない。

 

ここにこれだけの物が滞留しているのに、影響がないといえるのか。

 

そして、こうしたゴミがどんどん増えている。それが放置されていることが問題だと一般質問でも取り組んだが改善がされないまま・・・

 

2年前の大雨で、河川に溜まった土砂が大移動して、ベンチなどがうまったままだが・・・

 

大量のゴミが溜まりだしたのもそれから・・・

 

今回の後は、どうなっているか?

 

 

 

 

2013年9月 9日 (月)

旭町の防災訓練に参加♪

昨日、旭町自治会が主催の防災訓練に参加。

 

旭町は、防災対策などすすんで頑張っておられ、以前議会で要援護者支援プランに取り組んだ時に、いろいろと役員さんからお話を聞かさせて頂いたことも・・・

 

今回の訓練にも、130人余りの多くの町内の人が参加されていました。

 

消防からも、もちろん参加されていて消防車とおずみんは、参加していた子どもたちの人気でした。

 

旭町の防災訓練に参加♪

 

訓練は、実際の消火器を使っての訓練や発電機の使い方

 

写真は、てんぷら油で燃えあがった時の、濡れたシーツを使っての消火訓練

 

旭町の防災訓練に参加♪

 

実際燃え上がっていると動揺してしまうが、落ち着いてかぶせれば、予想以上にすっと火が消えるのが分かりました。

 

何人かの主婦の人も実際にやっておられ、経験していればいざという時にはずいぶん違うと思います。

 

体育館の中では、救急救命講習、心臓マッサージからAEDの使い方まで・・・

 

旭町の防災訓練に参加♪

 

終わってからも熱心に質問がいくつも出されていました。

 

いよいよ明日からが、本会議がはじまります。

 

一般質問トップなので、10時過ぎ、会期日程などを決めたあとになります。

 

『南海トラフ巨大地震に対する本市の対策と防災教育について』~いのちを守ることを最優先にする防災対策~がテーマです。

 

 

 

インターネット中継、録画放送も後日見れますので、興味のある方は是非ご覧ください。

 

 

2013年9月 8日 (日)

誠風中学、吹奏楽部のシャイニースマイルコンサート♪2013

今日は、上記コンサートに妻と…

 

誠風中学、吹奏楽部のシャイニースマイルコンサート♪2013

 

上の娘がこの2年半、吹奏楽部で仲間たちと毎日一生懸命頑張ってきた、今日で引退、最後のコンサート。

 

そして、下の娘にとっては、初舞台のデビュー

 

 

夏休みに楽器を持って帰ってきて練習していた時は、大丈夫かと思ったが…何とか!

 

 

コンクールは残念だったけど、その曲を今日は63人で、その時は出れなかった生徒も一緒に、心のこもった素晴らしい演奏でした。

 

ダンスあり、流行りのドラマのテーマソングや、ポップスありの楽しいステージ・・・

 

 

3年生の引退セレモニーでは、ちょっとうるうるきそうで感動的でした。

 

 

案内のチラシも、当日のパンフレットも生徒の手作りで、今日のコンサートをどういったものにするのかもみんなで決めてきたんだと思います。

 

誠風中学、吹奏楽部のシャイニースマイルコンサート♪2013

 

与えられたことだけ、押し付けられたこと、言われるがままにするのでは、絶対に得ることができない貴重な経験・・・

 

生徒の自主性、主体性を引き出してくれた先生方に感謝です。

 

 

お世話になった先生方や保護者にと、最後には『ありがとうございました』をパネルで・・・

 

誠風中学、吹奏楽部のシャイニースマイルコンサート♪2013

 

中学生時代にしか得られない、この経験は必ず将来に生きてくると思います。

 

 

3年生は部活は引退でも、体育大会、そして高校受験・・・

 

今日はお疲れ様でした。また、明日から輝いてください。

 

 

2013年9月 7日 (土)

誠風中学の地区別懇談会に出席!

昨夜は、上記懇談会に出席。

 

上の子どもは中3で受験生ということもあり、聞いておきたいこともあり・・・

 

参加人数はそんなに多くなかったが、やはり3年生は一番多かった。

 

学年別の懇談に移ってからは、進路の質問がはじめに集中・・・

 

中でも、大阪府育英会の奨学金のこと。

 

今年から申し込みの時期が変更になり、10月上旬には募集が締め切られることに・・・

 

特に『入学金の貸付』は、12月締切だったものが早くなるので、注意が必要です。

 

それにしても、そんなに早く決められるのか?

 

一応、ここで申し込むと高校に入学して早い時期に貸付され、入学後でも申請は出来るが貸付時期が1ヶ月ほど遅くなるようです。

 

それにしても、高校無償化も所得制限が設けられそうです。

 

 

入学金は実費なので必要です。私学は大体20万から40万もする高校もあるそうで、ほんまに高い・・・

 

高校でこれですから、大学となればどれだけ必要なのか?!

 

世界の先進国では、教育費は無償化の流れ、日本は世界一高い学費。

 

奨学金を受けたら、卒業と同時に借金を背負うことになる。

 

 

しかも、多くは有利子での貸付で負担は大きい。

 

経済状況、家庭環境が大変になっている中で、件数金額も右肩上がり。

 

若い人の雇用環境もままならない中で、返すに返せない大きな問題に・・・

 

サラ金よりひどい取り立て・・・こんな事が許されるのか!

 

日本共産党の宮本たけし議員が4月に国会でこの問題を取り上げて追及しています。

 

 

2013年9月 5日 (木)

市役所庁舎での避難訓練

今日の大阪府の一斉避難訓練に合わせて、市役所庁舎でも避難訓練。

 

私が知っている限りでは、はじめてではないでしょうか。

 

宝塚市での放火の事件もあり、今回の実施になったようです。

 

市役所庁舎の避難訓練

 

出火元は、1階庁舎の奥、税務課の想定・・・

 

市役所庁舎の避難訓練

 

救護者の搬送も・・・

 

すでに隣の東雲公園には、避難をしてきた職員さんたちが・・・

 

市民の対応をしている職員もいますので、役割分担をして・・・

 

消火器を使っての訓練の後、6階に移動して、消火栓の使い方の説明を受ける。

 

市役所庁舎の避難訓練

 

実際に聞いて、見て、やってみないと分からないことも・・・

 

最後には、実際に放水・・・

 

 

思った以上の水圧で、最初の人ははじめは手元がブレたが、次の人からは心構えができているから、しっかりと・・・

 

終えて、東雲公園を見ると浜小学校の児童が、避難訓練で集まって来ていました。

 

市役所庁舎の避難訓練

 

大変だけど、こうした経験の積み重ねが大切なのは言うまでもありませんが・・・

 

まさに、今回の一般質問のテーマの一つ『防災対策』と『防災教育』の在り方。

 

 

さあ、これから質問準備のため、家か市役所の控室にこもってと思っていましたが、電話があり・・・

 

それに合わせて、他の用事もと3軒ほど訪問していたら、あっという間に時間が経ってしまった。

 

 

今日は夜に急遽打ち合わせも入ったので、もう少し市役所でがんばってから帰ろう。

 

 

2013年9月 4日 (水)

「防災対策と防災教育」について一般質問発言通告を提出!

今日は、9月議会・第3回定例会の一般質問の発言通告締め切り

 

本会議は、9月10日(火)~27日(金)まで

 

一般質問は、10日、11日、12日(予備日)

 

決算委員会が13日~25日

 

提出後の順番決めのくじ引きで、1番くじを引き 一般質問は10日のトップバッター

 

今回は、決算委員会の委員にもなっているので、一般質問が早く終わって、決算委員会の準備ができるのがうれしい。

 

一般質問のテーマは、『防災対策と防災教育』

 

以下、少し長いですが、提出文章です。

 

南海トラフ巨大地震に対する本市の対策と防災教育について

~いのちを守ることを最優先にする防災対策~

 

 東日本大震災での甚大な被害を受けて、内閣府中央防災会議専門調査会では、新たな津波対策の考え方を平成23928日に示しました。その中で、今後の津波対策を構築するにあたって、二つのレベルの津波を考える必要性があるとしています。

 

 一つは、住民避難を柱とした総合防災対策を構築する上で想定する「最大クラスの津波」(L2津波)、もう一つは、海岸堤防など構造物によって津波の内陸への侵入を防ぐ海岸保全施設建設を行う上で想定する「比較的発生頻度の高い津波」(L1 津波)としています。      

 

 それを受け、大阪府では検討部会がもたれ、88日、『南海トラフ巨大地震』発生時の津波に伴う浸水被害の最終想定図を公表しました。新聞報道などでは、6月に公表された中間想定に対して、府内の浸水面積は1.2倍、浸水域が2割拡大とされています。

 

 本市における津波対策、防災対策もこれに基づいて行なわなければなりません。想定外という言い訳はもはや通用せず、住民のいのち、財産を守るため、その最大の被害を想定した対策が求められています。そして、将来にわたりいのちを守りつなげて行く防災教育が、重要な役割を果たすことはいうまでもありません。

 

そこで、3点質問します。

 1点目 本市における最終想定の浸水地域はどうなったのか?津波高、到達時間       についても合わせてお示しください。また、その数値は、これまでに出されてきた想定との違いについてもお示しください。

 

 2点目 避難所となる戎小学校など、最終想定で浸水域になる避難所は何箇所あり、どの避難所になるのかをお示しください。また、それら避難所は、直下型地震の場合は1次避難所になるが、南海トラフ大地震など津波が発生した場合は、避難所とはならないが、その際の代わりの避難所はどうなるのか?

 

 3点目 いつ起こるか分からない地震に対して、子どもの時からの防災教育や避難訓練の積み重ねは、将来にわたり自らの命を守ることにつながります。幼稚園・保育所、小学校、中学校で行なわれている防災教育、避難訓練は、3.11東日本大震災前とその後での違いについて、それぞれ具体的にお示しください。

 

 

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