なぎさ府営住宅で粉塵、騒音測定…
先日、阪神高速、大阪府、泉大津市と3者となぎさ府営住宅自治会との話し合いに同席させてもらったことを、このブログでも紹介しましたが・・・
今後の対応を協議する会議があり、公害環境測定研究会のみなさんが協力をしていただき、2回目の簡易測定も行われました。
11階から2階まで順に、1階づつの計測を・・・
写真手前が、騒音の測定器です。
今日は少し風が強く高速道路とほぼ同じ高さの6階で、73.6㏈(しばらく見ていたが68~78の間をいったりきたり)、上の階に行けばいくほど高くなっていく・・・
下の階に行けば、その違いは明らかでしたが、音だけでなく玄関のドアやふすまが細かく振動する。トレーラーが通った時の大きな音に驚かされるなど、日々の生活は大変なことが、しばらくいるだけでも伺い知れます。
写真奥の機器が、PM 2.5を測定するもの・・・大気中の粒子の数を換算することで、濃度が分かるそうです。
粉塵は、高い階というよりは、中層以下に多く降り積もっていきます。
下の階に行くほど、廊下の手すりが真っ黒になっているのがよく分かりました。
神戸大学元教授の後藤先生も調査に同席され、今回の測定の説明も受けました。
テレビなどで大々的取り上げられて、中国からのPM 2.5ばかりが問題視されるが、そういう影響のある日もあるが、それは移動発生元と言って風向きなどで常時そうなっているわけではなく・・・
自動車の排気ガスや製鉄所などの工場排気による、固定発生元も高くなっているとのこと。
5月に3回目の測定を行い、粉塵の数値が高かった階で、一定時間計測し、粉塵の種類を調べることになりました
科学的な数値を明らかにして、今後の話し合いに生かしていくこと・・・
阪神高速には公害を発生させていて、地域住民の生活を脅かしているという当事者としての認識を持って、対策をしてもらわなければ・・・
そして、大阪府と泉大津市は、住民の被害の実態を把握して、真剣に阪神高速と交渉してもらわなければならない
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