高石市立児童発達支援センター「松の実園」へ
泉大津のお隣の高石市には、様々な発達に支援が必要な就学前の子どもたちの通園施設があります

昭和50年から設置されていて、30名の定員で、職員は保育士だけではなく、保健師、発達相談員、兼務だが理学療法士や作業療法士もおり、専門的な療育が受けれるようになっています。
園庭も広く、のびのびと遊んだり、ここでいっぱいいろんな体験が毎日できます。

私も高石の障害者作業所で働いていた時から、ここを卒園して大人になって来ることになった人の支援をしていたので、随分前から知ってはいましたが、あらためて訪問見学をはじめてさせて頂きました。

人口でいえば、泉大津よりも少ない高石でこれだけの施設があることはすごいことだとあらためて感心しました。
当時の市長が、これからは子どもとお年寄りを大事にしなければと、松の実園と並んで高齢者福祉センターが併設されている。

どこも開発優先で財政難に落ちいる中で、こうした観点をいまこそ大事にしていかなければならない。
弱い立場の子どもや人が大切にされる社会や地域は、誰もが安心して住み続けることができる。
当たり前のようだが、そうなっていない国や大阪府のやり方にますます憤りを感じますが、身近な自治体は、そうではなく住民に寄り添った施策が必要です

松の実園で行われているのは、まさに一人一人の発達に応じたきめ細かい実践です。
それと子育てに悩む保護者のみなさんが、ここでつながることで同じ悩みを共有して、次への一歩、保育所や幼稚園、小学校、支援クラス、支援学校など、どうするのかを先生などとも相談して決めることができること

残念ながら、泉大津ではそうした就学前の支援施設が無いために、進路をどうするのかが保護者任せになっている側面があります。
20年以上前から、先輩議員の田立議員がその必要性を求めてきました。私もはじめての予算委員会で求めてきました。
様々な支援が必要な就学前に、将来を見通して親も子どもも一緒に成長できるそんな環境の大切さを学ばせてもらい、何とかそうした環境の整備ができないものか・・・まだまだ頑張らないといけないですね

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