おせっかいの仕組み作りで命を救う、滋賀県野洲市の取り組み
先週の金曜、土曜と2日間、『第6回生活保護問題議員研修会』に出席
生活保護法の改正を受けて、その「内容を検証」、「現場でどう対応するのか」、「世界一幸せな国デンマークの社会保障に学ぶ」、「生活困窮者自立支援法で自治体はどう変わるのか
」などの講演がありました。
特に、来年の4月からは生活困窮者自立支援法の「自立相談支援」、「住宅確保給付金」の二つはは必須の事業になり・・・
社会福祉事務所をおく自治体は、必ずやらなければならない。
これらは大変勉強になりましたが、上記タイトルにした『野洲市の取り組み』を直接つくってきた担当者から聞くことができるというのが、今回の研修の最大の目的・・・
野洲市では、視察も殺到して、直接訪問もできない状況のようで、今回のような機会がなければ聞くことができなかったのでたいへんよかったです。
私は、これまでも孤立、孤独死対策として、地域から直接連絡などを受けて困っている人を把握して、支援ができるよう市役所庁内での連携が必要と、訴えてきました。
野洲市では、さらに進んでいて、様々な滞納や困っていることを総合相談という窓口で、聞くだけでなく、困っているだろうという状況があれば、こちらから訪問することを行っています。
例えば、滞納で困っていても、ひとつの事だけでなく、複数の事で困っている状況があったり・・・
それらをできるだけ整理して、本人さんが分かりやすいような中身、ばらばらに来ていた滞納の請求が来なくなる、病気への対応、障害や介護の支援が受けれるようにすることなど・・・
相談した事で、その人らしい生活につなげ、必要な支援を受けることができるようにしていく。
10月からは、泉大津市でも制度に先行してモデル事業として『自立相談』がはじまっていきます。
泉大津でも、先日のブログで紹介したセーフコミュニティの取り組みと合わせて、その単なる一環ではなく、本当に困っている人達の暮らしの中でも、安心安全なものにしていけるようにしていきたい
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