ゲキ追、「耐えがたい騒音と粉塵『府営住宅』なのになぜ?」
昨日の夕方、読売テレビ「かんさい情報ネットten」で、なぎさ府営住宅の騒音と粉塵の問題での放送がされました。
「府営住宅なのになぜ」という疑問からゲキ追のコーナーがはじまりました。
取材をされた記者さんが実際に11階に立ち、目の前の阪神高速道路湾岸線からの騒音、やかましさは画面からも分かり、実際に測定している様子も撮されました。
住民へのインタビューでは、「海が近くオーシャンビューで環境がいい」と聞いて来たのに・・・
「騒音と粉塵で窓も開けられない」「洗濯物が黒くなる」とベランダに積もった真黒な粉塵が・・・
隣の民間のマンションは30メートル以上離れているのに、18.5メートルしか離れていない問題も・・・
国道43号線の公害訴訟に関わった弁護士さんにもインタビューされていて、「20メートル以内の被害が特に大きいということで損害額の算定で考慮されている」と・・・建てた大阪府の問題も大きい
弁護士は「道路を管理するもの(阪神高速)が、その道路によって被害を他に及ぼさない責任がある」と明快に答えていました。
その点で、「後から建った方が問題でそこが対策をとったらいい」と阪神高速道路は、「想定していなかったので、何の対策もできない」と一貫していうが・・・だからといって、「一切文句が言えないということにはならない」とも・・・
最後にコメンテイターが「入居の際の府営住宅の重要説明事項がどうだったのか」と問題にしていましたが、募集の際には、こうした問題があることも知らされずに、引っ越してきてから知ったという人ばかりです。
今でも府営住宅は倍率が高く、やっと当たって来たのに、こんなひどい状況におかれている。
粉塵で咳が止まらないという人もおられるという話も聞きました。
暮らしだけでなく、健康まで脅かすこのような状況がいつまでも続けられていいはずがありません。
大阪府と阪神高速道路が一丸となって問題解決に取り組む必要、責任があるということがますます明らかになった放送で、自治会・住民のみなさんを励ましたのではないかと思いますが、ここからどうするのか
私も引き続き力を尽くしていきたい。
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