『市民のための泉大津市立病院を守る会』一周年の集いが開催されました!
今日の午後からは、私も世話人をしている、上記集いに出席・・・
第1部では、病院からも職員さんが来てくれて、『出前講座』ということで、プロジェクターを使って現状とこの間の新たな取り組みなどの報告をしてくれました。
2部は、事務局長から活動報告があり、この1年余りほぼ毎月の世話人会を行い、専門家の力も借りて経営分析をして、財政学習会などを行ってきたことなどの報告も・・・
昨年度は10年ぶりの黒字決算になり、取り組みの成果が形となって見えたのは良かった。
参加者からは、「紹介状がなければ気軽に市立病院には行けない」と・・・
その質問に答える中で、地域の医院などからの紹介状がない場合、国・厚生労働省は1万円を取ったらいいと・・・
地域の医院などとの連携は重要ですが、これは明らかに高度医療にかかる費用を抑え込むというねらいは明らかで・・・
そんなことになったら、今でも病院に行くのを我慢する、回数を極力減らすなどしているケースがあり、さらに受診抑制がおこる。
これ以上はもう無理だという相談を受けたこともあり・・・たいへん心配です。
以前、富田林の施設に仕事に行っていた時に、やむを得ずかかった国立南大阪病院で、紹介状がなく初診料が5千円以上かかってたいへん驚いたのを思いだし・・・その時は財布にあった、それこそ有り金はたいて病院にかかったので、もうこれ以上はかかれないと実感しました。
紹介状のない初診料の金額は、今でも自由に決められるということで、掛かり付けの医院がない場合や、様々に直接かかる人にとって、現状の市立病院の1080円というのは妥当な金額ではないでしょうか
司会者も言っていましたが、市民1万人の病院のアンケートで「赤字でも今のままの病院として守ってほしい」という声は49%あり・・・
もちろん「赤字」より「黒字」の方がいいに決まっていますが、守る会代表の最後のあいさつで「もうけるための病院ではなく、市民の人が安心して行ける病院に」と・・・
本当に病院に行くことができずに困っている人でも行ける病院、医療費の一部負担金の助成など、市としての施策が必要ではないでしょうか
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