『格差』と『貧困』にどう取り組むのか!?一般質問発言通告を提出
先週の本会議で、市長から提案があった2015年度の予算、施政方針に対して・・・一般質問、予算審査の委員会がこれから行われていきます。
今日は一般質問発言通告の締め切りで、『「格差」と「貧困」にどう取り組むのか』 をテーマに提出しました。
とりわけ深刻化している子どもの貧困の問題は、自治体としても貧困の連鎖を断ち切り、子どもたちの将来、未来の希望、架け橋となる施策を・・・
泉大津の現状をつかみ、子どもたちに対して、その世帯に対して、高齢者も含めて、困っている人たちに対して、どう対応していくことができるのか
午後は議会傍聴の呼びかけの宣伝に・・・全議員が毎議会前に、駅やスーパー前など3ヵ所に分かれて行なっています。
一般質問を行なう各議員のテーマの一覧を載せて、議会の日程やインターネット中継、録画などのご案内のチラシの配布も・・・
一般質問の順番は2回続けて1番でしたが、さすがに今回は11番目になりました。
3月5日(木)の午後のわりと早い時間になりそうです。
今回提出した一般質問の項目、要旨は以下の通りです。
泉大津市議会 第1回定例会 一般質問 発言要旨
17番 日本共産党 森下 巖
『格差』と『貧困』の問題にどう取り組むのか?
2013年6月「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が衆参両院ともにすべての政党が賛成する形で可決しました。また、昨年7月には2012年のデータに基づき、厚生労働省は貧困状況にある子どもの割合を示す「子どもの相対的貧困率」を公表しました。それはデータを取り始めた1985年以降で過去最悪の16.3%という数値であり、全体の貧困率の16.1%をはじめて上回り、ひとり親世帯に限っては、85年以降常に50%を超えているという事態となっています。子どもの約6人に1人あたり、日本全体では約325万人もの子どもが貧困状態にあります。
施政方針で市長は「格差」という言葉にふれ、「国全体の課題は、本市の課題であり住めば誰もが輝くまち泉大津を実現する」としています。
そこで本市における貧困の実態をどう把握されていて、その対策にどう取り組んでいくのかについてお聞きをします。
1 泉大津市の全体の相対的貧困率、及び、子どもの相対的貧困率はどうなっていますか?
2 本市における子どもたちへの貧困対策として、どのような事業を行っていますか?
3 本市の就学援助の状況について、本市の認定率についてはどうなっていますか? 大阪府下の認定率、近隣他市の認定率についても把握をされているならお示しください。
4 既存の福祉サービスだけでは対応困難な事案の解決に取り組むコミュニティソーシャルワーカーの配置を市内4カ所に拡充するとしていますが、配置場所や対応し取り組む業務内容についてお示しください。
5 生活困窮者に対して、自立相談支援事業を中心に学習支援、庁内連携だけでなく地域の資源も活用して、支援を必要とする市民が適切なサービスにつながるよう体制整備を行い、自立生活の支援のための基盤づくりを図るとしていますが、具体的にどのようになるのか?詳細をお示しください。
さあ、テーマと項目をどうするのかも今回は結構悩みましたが、しばらくは苦闘の日々です。
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