議員互助会の研修、市民共同発電・再生可能エネルギーの可能性を学びました。
昨日の議員互助会は、『再生可能エネルギーが拓く未来~市民共同発電所が果たす役割~』についての研修
講師は、元立命館大学教授の和田武氏(NPO法人自然エネルギー市民共同発電の代表理事で、経済産業省・調達価格等算定委員会の委員もされています。
地球温暖化と原発事故の危機的未来の回避には再生可能エネルギーの飛躍的な普及が不可欠で、ドイツやデンマークの取り組みを見ても明らか・・・
発達した工業国でもあるドイツ、資源のない平坦な国のデンマークで、再生可能エネルギーの普及が急速に進んでいるのは、市民や地域が主体になって普及に取り組み、環境にも経済発展にも将来の可能性を見出しているからだと・・・
電力の買取り制度・売電収入で適切な利益が得られ、大規模なものではなく自治体や地域、住民共同で所有することが大きな割合になっている。
太陽光だけでなく、風力やバイオマスなど地域の特性に応じて・・・小規模分散型
こういうことこそ日本は学ばなければならない。
いまだに原発に固執して、再稼働できないので電気料金を値上げすると・・・
再生可能エネルギーには、環境の面だけでなく、経済や地域を豊かにして、関連産業の発展と雇用創出効果も大きい。
泉大津市の市民共同発電についても報告がありました。汐見ポンプ場の空き地を活用して約50kwの発電所
講師からも、「公共用地を活用しての市民共同発電は大阪府内初」と評価いただきました。
新年度早々のこの春には完成の予定です
原発の危険、核のごみの問題は何も解決できていないし、原発はあかんし、やめるしかない。・・・今日の報告の根底には、「将来未来のことを考え、今の時点での短絡的な判断ではなく行動しよう」という、講師の最後の言葉に込められていました
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