「17番、日本共産党の森下いわおです。」・・・
一般質問の冒頭は、こう議席番号から述べて始めます。
今回、『格差』と『貧困』の問題にどう取り組むのかをテーマに、行なった一般質問・・・
ココから・・・議会ホームページからの、録画放送が見れるようになっています。
子どもの貧困が深刻です。16.3%・・・昨年公表された子どもの相対的貧困率
6人に1人の子どもが大変だと。
1985年にデータを取り始めて、国全体の相対的貧困率の16.1%をはじめて上回った。
そして、その85年からずっとひとり親家庭の貧困率は、50%を超えていたということも・・・
それなのに、格差拡大のアベノミクスなどの国の政策はひどいが・・・泉大津はどうなのかどうするのか
今回特に取り組んだのが、『就学援助』について・・・不公平で説明のつかない状況が続けられています。
同じ所得しかない大変な状況でも、一定額以上の家賃や持家だと受けることができないという、おそらく全国どこにもない制限を設けている。
突然の失業や病気、事故などで仕事ができなくなってしまった時に、それまでの家賃やローンがあれば、持家だからと言っても、生活は大変になる。
こうした状況にもなっても、この制限のため受けることができない。
何年も前から、先輩の共産党議員のみなさんが、指摘をし続けて2年前にはじめて「検討」すると答弁が・・・
しかし、この2年間、この点では何の改善もされず、今回も「慎重に検討している」と・・・
子どもは親や家庭を選べません。どの子どもも、同じ条件なら受けられるあたり前の制度に・・・
こんな不公平な状態を、いつまでもそのままにしておくわけにはいかない。
就学援助の入学前に必要な準備支度金も、入学してからしか受けられず、みなさん生活を切り詰めてそうとう苦労をされやりくりして何とかしている。
栃木県日光市では、共産党市議の質問から、市は基金を立ち上げていったん貸し付けを行ない、就学援助とも相殺できる『入学準備支度基金』という制度を始めたと、紹介しました。
制度の不備を、どうやったら市民が活用できる役にたつものにできるか そうして考え出されたもので・・・
国も地方も、どうすることが、真に援助を必要とする人や子どものたちに届くものになるのかを、考えた制度にしてほしい
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