終戦70周年追悼法要と泉大津市展で、沖縄と福島のことを考えました。
昨日は、泉大津市仏教会主催の『終戦70周年追悼法要』へ
70年という節目の年に、宗派の枠を越えて呼びかけられ参加させてもらいました。
私の家は、父が福井出身ということもあり、永平寺さんで・・・曹洞宗ですが、宗派を越えてというのと、戦地に行かされた人だけでなく、国内でも泉大津でも多くの犠牲者が出たことに対しても追悼するという趣旨だったので・・・
講演会では、経済人として沖縄の現状を提言、強い想いで活動されてきた方の話を聞きました。
米軍に占領されて、日本に復帰するときに、当時経済界では米軍に依存していて、反対意見もあったが、圧倒的に世論が後押ししたと・・・沖縄の教育とメディアがしっかりとしていたからだと
今の現状は、「基地の問題もあるが、最前線の戦場に送られる海兵隊こそが最大の問題だ」と・・・
「異常な精神状態で戦場に送られる前、戦場から帰って来た後に、多くの問題を起こしている」と・・・
「あなたの家の横に住んでいて平気ですか」・・・重い問いかけでした。
「平和は人間の努力でしかつくられない」という言葉は、すべての人に問いかけられています。
そして、今日は金曜日から開催されていた『泉大津市展』へ
洋画・日本画・写真・書・陶芸の各分野の作品が展示され・・・写真は表彰式の様子。
素晴らしい作品に囲まれて・・・絵心はありませんが、風景画は好きです。
講評をお聞きした後に、もう一度見させてもらいました。ちょっとだけ分かったような・・・
福島に行かれた方の『希望の牧場』という作品・・・汚染で殺処分される牛を、「そんなことはできない」とこの牧場で支援も受けながら飼育し続けていることは、テレビなどで知っていましたが・・・
その牛と牧場の絵には、何とも言えない気持ちになりました。
福島と沖縄、今の日本が抱えている大きな問題を、この泉大津でもしっかりと触れて考えることができました。
米軍基地も原発もいらない。無くさなければ、安心は得られないということ
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