ペコロスの母に会いに行く
平成27年度の認知症市民啓発事業の一環で、泉大津市民会館で上映されたのが・・・
映画 『ペコロスの母に会いに行く』
知ってはいたものの、近くの映画館ではやってなくて、今回やっと観ることができました。
長崎在住の漫画家が書いた、認知症のお母さんとの日常を書いた同名の漫画も大きな話題に・・・
『ペコロス』とは、小さな玉ねぎの一種のことで、自分の頭に似ていることからのネーミングだそうです。
認知症と聞くと、本人も家族も大変、記憶がなくなっていきかわいそうなど否定的なイメージを受けてしまうが・・・
もちろん現実の介護の中での大変さや苦労はあるけれど・・・映画はユーモアたっぷりに、コミカルに、そして涙も・・・
認知症になっても、心まで何もかも失っているわけではなく。
子どもや若い頃の思い出、楽しかったこと、悲しかったことなどを思い返したり、あの時できなかった思いを取り戻したり・・・
「ボケることも、悪いことばかりじゃないかもしれん」という息子の最後の一言
どんなことがあっても「自分が自分であって大丈夫」 みんなで認め合えるように・・・
不安などが強いと症状がきつくなったり、悪くなりやすいと言われています。
しっかりとそうした方の気持ちや思いなどが受け入れられるには、介護の現場だけでなく、地域や社会もそうあってこそ、病気になっても大丈夫と思えるように・・・
こういう映画をもっと身近な映画館でやってくれたらいいんですが・・・年末押し迫ってですが、行って本当によかった。
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