« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

2016年2月の13件の記事

2016年2月26日 (金)

夕方の情報番組tenでくすのきこども園が紹介されました!

昨日の読売テレビ・夕方の情報番組ニュースtenで幼保一体施設の特集がありました。

泉大津のくすのきこども園が取り上げられるということで、録画して視聴・・・

まず報道されたのは大阪・八尾市・・・なんと市内に26ある公立の幼稚園・保育所をたった5ヵ所の幼保一体施設のこども園に集約する計画だと・・・

保護者の猛反発で、デモや・・・署名3万4千筆も集まっていると

「公立の園がある近くは、地域の見守りなどもあり安心だと、引っ越してきたのに」・・・

「徒歩5分が自転車で往復40分」に・・・

「とても大阪市内までの通勤ができなく」と・・・

大阪・阪南市では、つある公立をなんとたったヵ所にすると・・・

「今の施設では耐震化などができないから」と・・・「安全安心のため」と理由が言われていました。

しかし、その施設には600人以上の0歳から就学前までの子どもが・・・職員を入れたら一体何人の施設になるのか

「建物がりっぱになっていくら耐震ができても、それだけの子どもがちゃんと避難できるのか

あとたった年でしようという・・・「あまりにも性急過ぎる」、「どんな施設が子どもにとって一番いいのかゼロベースで見直すべきだ」と、専門家の意見もありました。

その最後に成功例として、泉大津のくすのきこども園が紹介されました。

保育所の待機児童の解消に向けて、幼稚園内に保育所を建てて一体化に・・・

けっして当初は順調だったわけではありません。

心配や反対の声も大きかったが、それは保護者どころか現場にも十分な説明もなく発表して進めようとしたことで・・・

私も「保護者の理解と合意を得て進めるように」と度々議会や直接担当課に対して発言してきました。

国はこども園にするなら補助するが、今ある老朽化した保育所や幼稚園の建て替えなどに対して、補助をしないという方針のために、こうした事態も起こっているんだと思います。

それでも泉大津では元々保育所がなかった地域に、公的責任で公立の保育所をつくり、そして一体化に・・・この点は、評価もしてきましたし、一気に集約化を図ろうという八尾や阪南とは違います。

理解も合意もない取り組みが、上手くいくとは思えません

2016年2月25日 (木)

「今後の子育て支援について」を問う!一般質問発言通告を提出

今日の午前10時、泉大津市議会2016年第1回定例会の一般質問の発言通告のしめきり

市長の施政方針を受けて、それに対する一般質問ですが、「今後の子育て支援について」を問いたいと・・・

特に個別の一つ一つの政策も大事だけど、子育て環境の充実、子育てしやすいまちという少し広い視野に立った進め方について議論していければと思います。

以下、提出した発言要旨です。

泉大津市議会 第回定例会 一般質問 発言要旨

16番 日本共産党 森下 

    「子育て支援、子育てしやすいまちづくり」の今後の取り組みについて

 市長の施政方針から、本市の「子育て支援、子育てしやすいまちづくり」をどう行っていくのか。この点に関わって、市としての基本的な今後の考え、具体的な取り組みなどについてお聞きします。

1点目

 都市住環境の整備の中で、南海本線泉大津駅高架下の公共利用については「生活利便性の向上」「子育てしやすさの創出」という開発コンセプト、考え方を共有して泉大津駅部の事業として、子育て支援拠点の整備に着手していくとしています。

 この子育て支援拠点については、どういった支援を行う拠点の施設になるのか?

 現時点での理念や方向性などの考え方についてどうなっていますか?

2点目 

 子育て環境の充実、誰もがすこやかに暮らせるまちづくりに関わって

1 子どもの貧困対策の取り組みを強化するとしているが、どのように強化するのか?また、地域住民や地域団体とどのような連携で「子どもの居場所づくり」を推進ていくとしているか具体的に今後の取り組みになどについてお聞かせください。

2 公園・緑地の充実への期待が大きいという市民の意識・希望調査の結果をふまえ、市としてどんなまちづくりを行っていこうとしているのか?老朽化遊具の更新などの公園や憩いの場の環境保全や街路樹など適正管理で整ったまちなみの形成をしていくとしていますが、具体的にお示しください。

以上です。

一般質問の順番はくじ引きの結果、6番目に…3月3日(木)午後2時過ぎの予定です 

泉大津市議会では、議会傍聴できなくてもインターネット中継・録画でもご覧になれます。

ココから見れます。泉大津市議会HP

2016年2月24日 (水)

第1回定例会がはじまりました。施政方針、予算書と格闘中!

泉大津市議会 2016年第1回定例会がはじまりました

会期の日程を決めて、補正予算や市道認定など26の議案の審議・・・

先週、委員会協議会で報告のあった「子ども医療費助成制度の一部改正・・・」

入院で小学校6年生から中学校卒業までの引き上げ が正式に決まりました。

「通院についてなぜできなかったのかと、理由を質問・・・

財政上の理由を言われましたが、「まずは入院から・・・通院も大切と考えている」と・・・

「感染症などが流行する前に、年度途中からでも引き上げを」と意見を述べました。

最後に市長からの施政方針演説

市長1期目の最後の年にもあたり、新年度の方針が述べられました

その施政方針を受けて、一般質問と予算の審議・・・

明日が一般質問の発言通告の締め切りで・・・

3月8日からはじまる予算委員会にも、委員として出席することになり・・・

1週間前には資料も配布されたので、連日夕日を眺めながら市役所の控室に居残っています。

今日も夕日がきれいです。・・・

しばらく施政方針、予算書とにらめっこ、格闘の日々がまだまだ続きそうです

 

2016年2月22日 (月)

自転車通行ゾーンが新たに整備されました!

先週行った議員団主催の市政要望こんだん会・・・地域の支部や団体のみなさんに来て頂きました

議会前に様々なご意見、要望をお聞きする集まりで・・・

そこである方が「あれはいい」と・・・ 早速見に行ってきました。

泉大津市と和泉市の境界あたりになるんですが、信太高校の前の道に新たに自転車通行ゾーンが設置されました。

南海中央線のような新しく広い道ではありませんが・・・高校周辺と団地の前の道からは少し広くなりますが、そこまでは狭くて中央の線をわざわざ無くしています。

高校生などで自転車が多い道で、車でも通りましたが、スピードが出しにくくなり安全性が高まったのではないでしょうか・・・

昨年12月の議会では、今後の道路の整備のあり方についての報告があり、その取り組みの一環で・・・

ちょっと見にくいですが、その時に示された資料では、歩行者・自転車利用者の視点に立った整備方針を作っていくと・・・

市内地図で自転車通行ゾーンのネットワークが示されています。 

一気には行きませんが、さらに進んで行ってほしいですね。

これまでの自動車最優先の道路整備から、人にやさしいまちづくりへ・・・

こうした視点が取り入れられていく事は、本当に喜ばしいです。

2016年2月21日 (日)

平和の築き方・・・憲法9条あるからこそ、元自衛官の講演!

安保法制廃止求める法案を5党で共同提案した金曜日の夜

「九条の会はんなん」の11周年記念講演会が岸和田の浪切ホールであり、参加してきました。

講師は、元自衛官の泥憲和氏・・・テーマは「戦争のつくり方・平和の築き方」

泥さんは15歳で現在の陸自高等工科学校に行き、ホーク地対空ミサイル部隊に配属されたバリバリの元自衛官・・・

その後、憲法の素晴らしさに気付き、集団的自衛権、改憲問題、人種差別などの社会問題に取り組んでおられて、元自衛官ならではのデータや写真を示して、明快で説得力のあるお話でした。

安保法制には、「安全や平和のために必要だ」という意見も強く、「中国や北朝鮮などは何をしてくるか分からない」ということが、その多くの理由にされています。

確かにとそう思う方も多いでしょう。ただ、安保法制は自衛のためのものではなく、世界のどこにでも戦争地域にも自衛隊がいくことになるという憲法違反のもの・・・

9条は自衛隊も守っています。・・・海外で活動する時に日の丸を目立つように活動していると聞いたことがあります。

鉄砲を撃たない、戦後一人も殺したり、殺されたことがない平和の国だから国際的にも認められているから、その方が安全なんだそうです。

アフガン支援やフィリピンの内戦停止の活動で、他の国が軍隊を送るのに対して、日本はNGOなどの文民が行き、現地の話を聞き、その人たちのために水路をつくり、学校をつくるという活動をして・・・

日本人は巻き込めないと双方の攻撃が止まり、現地の人が変化する中で平和への希求がはじまり・・・

40年続き、20万人の死者を出したフィリピンの内戦は、2014年に日本で包括和平協定が結ばれ、終戦に・・・今年、紛争地域に自治政府実現のため、はじめて普通選挙が行われるということです。

そんな時を前に日本政府は何をしてくれるんか 正直関係してきた人はそんな気持ちだったのでは・・・

憲法九条の精神が平和をもたらした素晴らしい国際貢献・・・

九条は変えるのではなく『世界の宝』守りぬかないといけない

(会場に飾られていた、副代表の中村さんの素晴らしい絵です)

2016年2月18日 (木)

子ども医療費助成、入院で中学卒業まで引き上げ、通院は見送りに…泉大津市

本日開催されました厚生文教常任委員会協議会で、泉大津市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正が報告されました

私は委員ではないので隣室で傍聴・・・

入院・・・現行の小学6年生卒業までから  中学校3年生卒業までに引き上げられることに・・・

しかし、通院についての引き上げは見送り になるようで ・・・6年生終了のまま です。

たいへん残念です。

子ども医療費助成、入院で中学卒業まで引き上げ、通院は見送りに…泉大津市

大阪府下で入院が小卒までしかなかったのは、昨年11月の大阪社保協のデータでは、泉大津を含めて6市(豊中・枚方・茨木・松原・羽曳野)だけ・・・

他は中卒までで、寝屋川・豊能町は入院通院とも高校卒業まで・・ 

通院は、まだ小学3年生という市もありますが、岸和田は4月から中学卒業まで引き上げになると聞いているので、小卒までしかない泉大津はまた遅れた状況になっていきます。

この3年間でようやくここまでの引き上げを行ってきただけに・・・

子どもたちの安心、安全という面で、命と健康の問題は最優先されなければなりません。

財政状況が厳しいというのはもちろんありますが、お金と天秤にかけていいんでしょうか

これからの子育てしやすいまちづくりという点からも、早期の引き上げを求めていきたい。

それにしても国も大阪府もひどいです。

国はこの制度そのものに否定的で、独自に実施をしている自治体に対して、国民健康保険への国庫補助を減額するというペナルティーを科しています。

全国の自治体、議会から廃止を求める声が大きくなり、「検討・見直しする」と言わざるを得ない状況に・・・

大阪府も就学前までに引き上げたものの、依然全国最低で、しかも所得基準を引き下げたため、対象人数が減り自治体の持ち出しがかえって増えるという状況に・・・

泉大津のような財政状況が厳しい所ほどやりにくくなってしまっています。

国や大阪府に向けての意見書を提案して、全会一致で採択されてきましたが、改善を求めて引き続き頑張っていきたい

2016年2月16日 (火)

南海松ノ浜駅の駅員無人化問題で日本共産党国会議員団事務所が現地調査!

南海本線の高架化が進み、たいへんきれいで立派な駅になったという喜びもつかの間・・・

2013年4月から駅員の配置がなくなり、終日無人の駅に・・・

その後、地元などを中心にした署名運動がおこり6000名もの署名が集まり・・・

泉大津市としても駅員配置を要望するなどされましたが・・・そのままの状態です。

今日は日本共産党国会議員団の近畿ブロック事務所と大阪事務所から3名が来て、現地調査と地元の方のご意見、要望をお聞きしました。

地元松ノ浜に住んでいる林副議長も同席してくれ、田立議員と私も出席させて頂きました。

松ノ浜だけでなく全国的にも無人化という問題があるんですが、近畿では南海電鉄が33駅も無人化していて、突出して多いと・・・

近鉄も多いが、1日の乗降客3000人以下の駅と勝手に基準を決めているそうです・・・

南海は4000人、7000人という駅でも無人化に・・・

九州では新幹線ができるというのがきっかけか、JR在来線で2万人の駅まで無人化したと・・・これには一同驚きましたが、国会でも真島衆議院議員が問題だと取り上げたと聞きました。 

大阪選出のたつみコータロー参議院議員は、国土交通委員会なので2014年の委員会で鉄道駅での駅員無人化問題を取り上げてきましたが、あらためて党議員団としても地域の声や具体的な問題、課題をつかむために調査をこの間行っているそうです。

この間の調査から見えてきたことや各地の問題なども聞きながら、松ノ浜駅で実際に起こっていることなどを聞き、有意義な意見交換ができました。

駅、ホームで真っ先に心配なのが、目の不自由な人の線路への転落・・・

障がい者団体の事務局の仕事を担当していた時に、一緒に何度か鉄道会社とも交渉したりしてきましたが、さすがに今はホームの端の柵は付くようになりましたが・・・

新幹線のようなドアの所だけあくようなものには、一部地下鉄などでみられますが、停車する列車のドアの位置が違うという事で、なかなか進んでいません。

何よりも大事なのは人命であり、乗降客の安全です。

改札に向かうための点字ブロックもありますが、改札でのトラブル(料金不足、切符の磁気、切符のつまりなども・・・)では、どうしたらいいんでしょうか

インターホンでお困りごとに対応しますと書いてあるが、その位置は分からないだろうし・・・

耳の聞こえない人とのやり取りはそもそもどう対応するのか

多くの人が利用する公共交通機関である鉄道の駅で、「最大の安全対策は人を置くこと」「そのことを言い続けるしかない」と言われた方がいて・・・

「本当にその通りだ」と思います。全国の心配のある駅、地域のみんなであちこちから声を上げ続けるしかないのか・・・

議員団事務所のみなさんは、明日も来週も無人駅の現場を見てまわるそうです。

こうした活動があってあれだけの国会論戦ができ、現場の声を取り上げれるんだとという事も実感

何とか安易な無人化をやめさせれるように・・・自治体や地域の協力も得て人員の配置をするなど何かしらの対応を求める声を上げていかなければ

2016年2月14日 (日)

連日の市政報告こんだん会を無事終えて・・・大津川のリアルタイム画像、水位情報を紹介!

昨日の夜、今日の午後と連日の市政報告会

特に昨日は冬とは思えない季節はずれの大雨・・・来てくれたみなさんに感謝です。

ちょうど大津川の防災対策について一般質問した報告だったのと、そんな天気もあってか 

後半のこんだん会では、防災について話題が集中・・・

そのひとつに大津川の楯並橋の所にある水位観測所、カメラでのリアルタイム映像も見れるようになったと紹介し・・・

市のホームページからも、その情報が見れるようにと一般質問で要望したら早速見れるように・・・

市のホームページの安心安全情報の中の防災をクリック→雨量や河川水位、気象情報に関する情報→大津川の水位やカメラ画像→大阪府の河川防災情報のページになって、その画像情報→大阪府内の河川に設置されている一覧表から、大津川の楯並橋付近を選択すると→大津川の現在のリアルタイム画像と水位が分かります。

たどり着くのはちょっと手間ですが、一度見てもらえれば「そんなんになっているんや」と・・・

みんなに実際の映像も見てもらいました。

他にも雨量や気象情報、大阪府内の防災情報などもココから分かるようになりました。

防災対策の他には、やはりマイナンバーへの質問・・・今は身分証明くらいにしかなりませんが、今後銀行のキャッシュカード、健康保険証、各種ポイントカード、診察券などひも付けされたら・・・

1枚で便利になったと喜べるでしょうか 

個人の情報がすべて把握され、漏洩や詐欺行為などのリスクが高くなることは間違いありません。

さらに、4月からのゴミの分別収集について、電力自由化っていったいどうなるの など

そんなことをみんなで話して、出し合い意見交換ができたこんだん会になりました

2016年2月13日 (土)

環境シンポへ…ごみのさらなる減量・資源化に向けて!

昨日、和泉市で環境シンポジウムが行われました

主催は、泉大津市・和泉市・高石市で構成して、ごみ処理やし尿処理などを行っている泉北環境整備施設組合・・・

講師は甲南女子大の教授で、和泉市のごみ減量等審議会委員でもある中野加都子(なかのかづこ)氏

新聞、雑誌、缶ビンなど一定の分別は誰でもしているので、これ以上どうやって分別、減量していくのか

今、出ているごみのうち41%は紙類、プラ類は20%、生ごみは18%・・・

この紙類には、お菓子やティッシュの箱、メモなどのいわゆる雑紙が多く含まれていて、これも分別でき、雑誌などと一緒にリサイクルに出せます。

生ごみの内、80%は水分と言われていて、ぎゅっと絞って出すだけで大幅な減量に・・・

意外と知られていなのが、ごみは重量を計ってその分量別に3市の分担金が決められているということ・・・

そして、いよいよこの4月から稼動がはじまる「資源化センター」

これまでの缶ビン、ペットボトル、白色トレーに加えて、いわゆるプラマークつきの容器包装プラのリサイクルができるように・・・

これらをきちっと行うことで、家のごみも随分と少なくできて・・・

自分の負担も市の負担も減り、循環型社会、そして地球環境にも貢献・・・

市民の一人ひとりの意識によって、これも小さなことからですが、みんなでできれば大きな効果になっていきます

 

2016年2月11日 (木)

マイナンバーと社会保障の学習会に参加!

昨日の夜に行われた上記学習会に参加しました主催は大阪社会保障推進協議会。

講師の黒田充氏は、いまマイナンバーについて日本一詳しい人と司会者から紹介されていました。

マイナンバーと社会保障の学習会に参加!

社会保障に関わってという視点、焦点をあててという学習会はこれまでなかったのでは…

社会保障関係者こそもっと知らなければいけないことが満載でした。…例えば、健康保険証をマイナンバーカードにされようとしています。さらに医療や年金にひもづけされたら大変なことに・・・

カードの一元化で、保険証だけではなくポイントカードやキャッシュカード、診察券などあらゆるところで番号が必要になったら・・・

様々な個人の情報を一元的に管理できるようにされたらどうなるのか

その人が、どこでどんな買い物をして、いつ病院に行ったなどの病歴や健康情報から生活履歴まで、分かってしまう。

これこそ国や大企業がほしい情報で、シュミレーションや将来予測で選別、管理、そして排除につながっていくと・・・

マイナンバーと社会保障の学習会に参加!

2020年までの制度の利活用、推進のロードマップもしっかり示されています。

国は住民票などコンビニ交付ができるようになって便利になるといいますが、そもそもカタカナだとマイナンバーというが、ようするに「国民総背番号」・・・

情報の一元化によって、国が率先して行う「超監視社会」になってしまう

先日の日曜日、生活法律相談会の最中に連絡あった身近な相談でもマイナンバー詐欺が・・・

「厚生年金が支給されなくなるのでマイナンバーを教えろ」と・・・

その方は、通知カードがどこにいったか分からなくなったので、答えられなかったが・・・

恐らくその後は、手続きを代行するからとか言われ、代金などを請求されたのでは・・・

国民にも、身近な自治体にとっても何のメリットもないし、リスクが高まるだけで…

知れば知るほどおそろしくなる。

やっぱり、中止、凍結し廃止に向けて考えないといけないでしょう

2016年2月 5日 (金)

一億総活躍どころか、一億総崩壊の危機…

一億総活躍どころか一億総老後崩壊…

昨年から話題になっていた本ですが、ようやく読んでいます

以前、生活困窮者自立支援法の学習会に参加した時に直接話を聞いたこともある、埼玉県にある「NPO法人ほっとプラス」の代表の藤田孝典氏の著書・・・

ケースワーカーとして多くの生活困窮者の支援をしてきた中で、様々な提言などをされています。

このタイトルの『下流老人』という言葉も筆者の造語・・・ちょっとどうなのかと引っかかるかもしれませんが、本屋に行くと「漂流社会」「老後破産」という言葉も並んでいます。

生活に困っている高齢者のひっ迫した生活とその裏側に潜む問題をあらわすことが目的の言葉だと・・・

私もこの5年間の相談活動の中で実感していることは、みんな「まさか自分がこんなことになるとは・・・」と言われます。誰も好き好んで大変になるわけではない。

そして、これは決して高齢者だけの問題ではないという事・・・

正規雇用の労働者なら、まあ年金はあるから大丈夫と思っていても・・・

親の年金が少ないことで、入院費が払えないうえに、介護の問題で離職・・・

子どもが正規雇用になれない、そして病気で働けない・・・

孫ができたが、その子の面倒を見ないといけない。

自分や連れ合いの病気などで働けなくなり、医療費が払えない・・・

これらのケースは本の中でも紹介されていますが、実際に私が相談を受けてきたケースでも・・・

様々なリスクがあるが、いざという時に本来助けてくれるはずの社会保障が機能していない・・・

そのことが一番の問題で、「自己責任」と「自己防衛」ではどうにもできない所まできてしまっている。

雇用状況が改善されなければ、今後も大量に年金が少なく生活できない人が生み出されていく・・・

医療と介護などの社会保障の抑え込みがさらにされれば・・・

格差と貧困の拡大、負の連鎖・・・消費税の増税、教育費の負担増でさらに拡大、抜け出せなくなっていく。

首相の言う『1億総活躍社会』などとはほど遠い状況・・・

『1億総崩壊』、わずかな大金持ち以外、誰もが下流になるおそれのある社会に向かっていると言っても過言ではない

2016年2月 2日 (火)

東陽中学を訪問!市内の全小中学校を訪問

昨日の午後、東陽中学校を田立議員と訪問させて頂きました。

昨年5月からはじめた市内の小学校8校、中学校3校すべてを訪問することができました。

議員としてスタートを切った5年前の春、「何からしていこうか」と、議員団で話し合った時に、「まずは市内の子どもたちの事、学校の状況を知ろう」ということから、全校訪問を行いました。

そして、2期目もう一度全校訪問しようと・・・ただ前とは違って相談活動や議会の間にやりくりしてだったので、ずいぶんと時間がかかってしまいました。

あらためて全校訪問して、昨年9月の一般質問でも取り上げた不登校などの問題など・・・

しんどい状況を抱えている子どもたちへの対応が学校や担任任せにせずに、市内外の様々な機関、専門家との連携協力が進んでいるという事でした。

それだけ社会的な子どもをとりまく環境が大変になっているということ・・・正直驚くようなことも

子どもは地域や社会が育てるという掛け声とは別に、自己責任論が強まる風潮に心配をします。

特に大阪は教育の行き過ぎた競争原理が強まり、受験制度が毎年コロコロと変更になり、学力テストやチャレンジテストを受験と連動させるなど、本来の学力水準をしっかりと把握するという事から逸脱しているのでは・・・

先生たちの負担も相当なものがあると・・・

定数という線引きで教員の配置が違ってくる問題も・・・生徒1名の違いで先生の配置が大きく違ってくると・・・

しかもそれが5月1日で確定のため、事前に予測はしているものの4月になってからの急な転入転校もありうる訳で・・・

「せめて4月1日時点にしてほしい」と・・・ぎりぎりの人数の時は、どうなるのか2通りのパターンで検討したり、実際になったらと大変な苦労をされていると知りました。

本当におかしな話です

自分が働いていた施設などで考えても、4月にスタートした後に定員が減ったとしても、予定していた体制の職員を減らすなんてできない・・・

それならその分の国や大阪府からのお金は出さないので、自分たちで持てという事を大阪府は言っているという事・・・

全国的に進んできている少人数学級(←2014年の状況がココから見れます)

大阪府はこれにも背を向けていて、小学3年生以上の独自の加配をしていない数少ない都道府県の一つ・・・

子どもの教育に対するお金をけちって、テストでいい点を取れというのはちょっと矛盾してますよね

2016年2月 1日 (月)

公共施設適正配置基本計画検討委員会を傍聴・・・

今日行われた上記タイトルの委員会を傍聴・・・

この間、市民や利用者のアンケートなども行い基本的な方針(考え方)が決められてきました。

市の「総合計画」や、その後作られた「公共施設適正配置基本方針」の考え方にのっとって、その具体化するための基本計画を決めていくための委員会・・・

配布された資料には、5つのグループごとに「福祉・生涯学習・学校教育・健康増進・その他(市庁舎や市営住宅など)」などの施設がどこに配置されているのか

また、面積、構造、築年数などの詳細が地図と一覧で示されていました。

「誰もが利用しやすく誰もが集える公共施設」にと基本的な理念を掲げていますが、個々の施設の利用者・利用状況などいろいろある中で・・・

どう具体化するのか 複合化・多機能化と言っても簡単ではありません。

この委員会に市民公募で3名の市民さんが入っておられます。

「どこの施設を利用するにも地域ごとにあって、行きやすい」・・・

反面、「老朽化してバリアフリーでない」ことをはじめ「利用のしにくさ」も指摘をされました。

例えば、「長寿園」という名前の施設が13か所も各地域にあり、高齢者の健康教室など活発に利用されていますが、「もっと広く誰もが使えるようにしてほしい」・・・

「児童数減少なら学校の空き教室をもっと地域の人も活用できるように」・・・例えば「デイサービス的なこと」になど様々な意見が・・・

学識経験者の方からは、出された資料は建物のことしか分からない、人のデータ(定員や利用状況なども出してほしいと・・・

個々の公共施設をどうしていくのか 最終的にはハードの面を決めていきますが、ソフト面を見て考えていかないとうまくいかないのは当然です。

駅前再開発で身の丈の合わない開発を行い、財政状況が最悪になったという過去の教訓もしっかり踏まえて・・・

委員長が「泉大津にある様々な資源を、多くの人の目でよく見て考えていく」ことが大事、そして「発言していくこと」だと市民委員さんに多く発言を求めておられたのが印象的でした。

本当に必要で役に立つもの、将来に活かしていけるものにしていくためにもっと考えていかないといけないですね

2月半ばから、意向調査のための無作為抽出の2000名の「市民アンケート」・・・アンケート協力者の中から希望する人と公募市民で20名程度の「市民ワークショップ」を行っていくと提案もされました。

参加できる、してみようという機会がありましたら、ぜひどうですか

« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

フォト
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ