東陽中学を訪問!市内の全小中学校を訪問
昨日の午後、東陽中学校を田立議員と訪問させて頂きました。
昨年5月からはじめた市内の小学校8校、中学校3校すべてを訪問することができました。
議員としてスタートを切った5年前の春、「何からしていこうか」と、議員団で話し合った時に、「まずは市内の子どもたちの事、学校の状況を知ろう」ということから、全校訪問を行いました。
そして、2期目もう一度全校訪問しようと・・・ただ前とは違って相談活動や議会の間にやりくりしてだったので、ずいぶんと時間がかかってしまいました。
あらためて全校訪問して、昨年9月の一般質問でも取り上げた不登校などの問題など・・・
しんどい状況を抱えている子どもたちへの対応が学校や担任任せにせずに、市内外の様々な機関、専門家との連携協力が進んでいるという事でした。
それだけ社会的な子どもをとりまく環境が大変になっているということ・・・正直驚くようなことも
子どもは地域や社会が育てるという掛け声とは別に、自己責任論が強まる風潮に心配をします。
特に大阪は教育の行き過ぎた競争原理が強まり、受験制度が毎年コロコロと変更になり、学力テストやチャレンジテストを受験と連動させるなど、本来の学力水準をしっかりと把握するという事から逸脱しているのでは・・・
先生たちの負担も相当なものがあると・・・
定数という線引きで教員の配置が違ってくる問題も・・・生徒1名の違いで先生の配置が大きく違ってくると・・・
しかもそれが5月1日で確定のため、事前に予測はしているものの4月になってからの急な転入転校もありうる訳で・・・
「せめて4月1日時点にしてほしい」と・・・ぎりぎりの人数の時は、どうなるのか2通りのパターンで検討したり、実際になったらと大変な苦労をされていると知りました。
本当におかしな話です
自分が働いていた施設などで考えても、4月にスタートした後に定員が減ったとしても、予定していた体制の職員を減らすなんてできない・・・
それならその分の国や大阪府からのお金は出さないので、自分たちで持てという事を大阪府は言っているという事・・・
全国的に進んできている少人数学級(←2014年の状況がココから見れます)
大阪府はこれにも背を向けていて、小学3年生以上の独自の加配をしていない数少ない都道府県の一つ・・・
子どもの教育に対するお金をけちって、テストでいい点を取れというのはちょっと矛盾してますよね
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