子ども医療費助成、入院で中学卒業まで引き上げ、通院は見送りに…泉大津市
本日開催されました厚生文教常任委員会協議会で、泉大津市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正が報告されました
私は委員ではないので隣室で傍聴・・・
入院・・・現行の小学6年生卒業までから 中学校3年生卒業までに引き上げられることに・・・
しかし、通院についての引き上げは見送り になるようで ・・・6年生終了のまま です。
たいへん残念です。
大阪府下で入院が小卒までしかなかったのは、昨年11月の大阪社保協のデータでは、泉大津を含めて6市(豊中・枚方・茨木・松原・羽曳野)だけ・・・
他は中卒までで、寝屋川・豊能町は入院通院とも高校卒業まで・・・
通院は、まだ小学3年生という市もありますが、岸和田は4月から中学卒業まで引き上げになると聞いているので、小卒までしかない泉大津はまた遅れた状況になっていきます。
この3年間でようやくここまでの引き上げを行ってきただけに・・・
子どもたちの安心、安全という面で、命と健康の問題は最優先されなければなりません。
財政状況が厳しいというのはもちろんありますが、お金と天秤にかけていいんでしょうか
これからの子育てしやすいまちづくりという点からも、早期の引き上げを求めていきたい。
それにしても国も大阪府もひどいです。
国はこの制度そのものに否定的で、独自に実施をしている自治体に対して、国民健康保険への国庫補助を減額するというペナルティーを科しています。
全国の自治体、議会から廃止を求める声が大きくなり、「検討・見直しする」と言わざるを得ない状況に・・・
大阪府も就学前までに引き上げたものの、依然全国最低で、しかも所得基準を引き下げたため、対象人数が減り自治体の持ち出しがかえって増えるという状況に・・・
泉大津のような財政状況が厳しい所ほどやりにくくなってしまっています。
国や大阪府に向けての意見書を提案して、全会一致で採択されてきましたが、改善を求めて引き続き頑張っていきたい
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