「まずは、ごはん!」そして「助けて!」って言ってもええねんで!
昨日は、大阪社保協の研修会へ
テーマは「子どもの貧困と自治体施策」
講師の徳丸ゆき子さんは大阪こどもの貧困アクショングループ(CPAO・シーパオ)の代表・・・
マスコミなどにも取り上げられ、その活動は若干は知っていましたが、はじめて丸1日しっかりお話を聞きました。
ご自身の育ちから仕事、子育ての経験、そのすべてを今につなげておられる・・・
子どもの貧困の問題、見えにくいこの問題を明らかにするために行った「シングルマザー100人の調査」・・・
自分たちでするしかないが、自分で考えていても分からないから「何に困っているのか」まず知ることから、そして、ニーズにどう応えていくのかと・・・
①しらべる(調査)・・・2015年は「子どもの暮らしの調査」を生野区で・・・
②みつける(アウトリーチ)・・・夜回りやおせっかいな声かけ
③つなげる(相談・コーディネート)・・・メールやSNSもフル活用
④ほぐす(介入・直接支援)・・・母子のサポート、ごはん会やお泊りなど
この4点が活動の第1で、「まずは、ごはん」と・・・「孤立・弧育て」を何とかしようと
つながり支えあえる「助けて」って言ってもええねんでと・・・
この黄色の報告書・・・こうした実態があるんだということを再度痛感させられました。
「子どもの頃のあったかい経験は必ず、その後の人生に活きてくる」・・・だから一刻も早くそうしたしんどい状況の子どもに出会いたいと・・・
そして活動の中での様々な出会いや経験から、「人間は捨てたもんじゃない」ということもしっかりと持って活動されている・・・
実態や要求に基づいて、政策提言などもされているが、国がしないなら「自治体でさらによい施策を」と・・・
せめて他の先進国なみの国の支援を・・・
住居(家賃)の問題も大きいので、空家を活用してと・・・
これまでの「枠」に捉われず、「枠」を超えてと・・・
「悲劇を繰り返さない」ために、この思いはみんな同じではないでしょうか
だったら出来ることを地域で・・・
泉大津でもはじまった「こども食堂」、こうした「子どもの居場所」を市内5ヵ所に広げていくと、はじめて予算も付きました。
この本気度が試される1年です
私も、この間会えていなかった以前相談のあった方を訪ねてみよう
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