それが私の真実…福島原発事故から5年
泉大津忠岡年金者組合の定期大会に来賓として出席させて頂きました
その1部で、原発賠償関西訴訟原告団代表の森松明希子さんのお話を聞きました。
「福島原発事故から5年、その真実と風化」について・・・
2011年3月11日のあの日、突然失われた日常、あたり前の風景が奪われた・・・
当時、0歳と3歳の子どもを抱えた避難生活・・・原発から60キロ
国は守ってくれるもの、危険だと、強制避難の対象になると思ったが・・・
対象エリアを限定して、その後も普通は1ミリシーベルトしかないところを20ミリシーベルトまで基準を緩めて大丈夫だと、根拠のない説明に・・・
放射能という目に見えない危険、不安も大きく子どもを連れて自主避難、ご主人は仕事のため残って別居、二重生活・・・
それが私たち家族の真実
精神的にも金銭的にも、どれだけ大変だろうと想像がつく・・・
しかし、国と東電は被災保障を限定して、不十分なだけでなく、賠償を受けられない人も大勢いて、必要な支援策も講じられないまま・・・
このままではそうした人たちの存在そのものをもう終わったこと、勝手にしたこととされかねない。
全国に避難している森松さんと同じような人たち、家族・・・
全国で1000人以上が国と東電を相手に提訴、原発賠償の訴訟が起こっています。
関西では507名の原告が立ち上がっています。
あたり前の暮らしが奪われた・・・ふつうの人間らしい暮らしを求めて・・・
あれだけの事故を起こした国や東電を相手に、裁判までしなければ守られない、認められないこの国の異常・・・
原発ゼロの社会の実現、再稼動を許さないことと同じように、この問題も取り組んでいかないといけない
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