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2016年8月 2日 (火)

タブレット端末活用でペーパレス議会・・・福岡県嘉麻市、地域子育て支援センター・・・大分県中津市を視察!

先週の木曜、金曜で、大阪南部議長会の先進都市視察に参加・・・

関空から初ピーチ・・・滑走路を歩いて渡るのにはちょっと驚きましたが、九州までは約1時間、やっぱり飛行機は早いです。

2日間バスでの移動は長かったけど、1日目は福岡県嘉麻市、翌日は大分県中津市へ

嘉麻市議会は、タブレット端末を使って、完全ペーパレス議会を実現・・・

実際の説明もタブレットを使って、このレジメ、資料と同じ画面が出てきて、自分たちでも操作しながら聞きました。

思いの外、サクサク動き、資料も見やすい、動作も少し慣れれば十分にできそう・・・

初期投資と通信費などの経費はもちろんかかりますが、議員や市長はじめとした主たる職員などに配布していた用紙は、年間1人3,700枚×70人分で、25万9000枚の削減

それ以上に、製本や配布する費用や手間、間違いや変更などでの差し替えの手間を考えれば、計り知れない効果も・・・

泉大津では通知などがようやくペーパーではなくメールでのお知らせになりましたが、この点ではまだまだ遅れています。

実現には課題などもまだありますが、具体に手にしてやってみてかなりイメージもでき、これは進めていかなければならない事です。

翌日は中津市へ。小児科医院併設の全国的にも珍しい子育て支援センター「木もれび」へ

子ども虐待予防の仕組みづくりを提唱し、その実現に自ら取り組む井上登生医師が開設しています。シックな建物の半分が診療所、半分が子育て支援センター・・・

発達に心配のあるどんな子どもでも通える場に、親が一人だけでがんばらなくても大丈夫、市や地域には様々な支援の場やスタッフがいると、市内での連携の形を創ろうと・・・

中は、子どもたちが自由に遊べる工夫があり、箱庭療法のカウンセリングルームも・・・

市内には他にも教育センター内や保育所併設、児童館に子育て支援センターがあり、行政と民間も一体で様々な形を実現して、ニーズや課題に応えていると感じました。

また、様々な子育てサークルも多くあり、大企業の工場があり、比較的若い世代も多いとはいえ、出生率は1.90…全国平均の1.42を大きく上まります。

近隣の地域の2次医療圏の中心に中津市民病院があり、出産から子育て支援の充実で、子育て世代がさらに流入という好循環が生まれています。

泉大津でも安心して出産のできる市立病院があり、発達の専門の外来、ドクターがおり、近隣の市からも多く来ていると聞いています。

子育て広場などもあり、発達支援のシームレスケアや子育て安心サポート窓口ができて、保健師を増やして、対応できるようになど取り組みは進んできましたが・・・

どう具体的にみんなに活用してもらい、安心して子育てできる環境を泉大津で広げていくのか

中津市や井上医院がしていることと同じようにできなくても、泉大津でも目指しているのは子どもの虐待など決してない、どんな子どももその子らしく成長できること・・・

たいへん刺激をもらい、勉強になった2日間でした

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