大阪府の福祉医療費助成制度の一部自己負担金の拙速な引き上げに反対する意見書を全会一致で可決…泉大津市議会
本日、市議会第3回定例会が閉会しました
その最後の議案が意見書の採択・・・
大阪府が進めようとしている「福祉医療費助成制度の自己負担金の引き上げ」に対して…障害者(児)を守る全大阪連絡協議会から要請のあった意見書です。
この団体(障連協)で、私は障害者作業所の職員だった時に、事務局次長として末席に加わって活動していました。
府内の障害児者や団体の様々な要求などを取りまとめたりして、大阪府との交渉などを行っています。
福祉医療制度は、障害者や高齢者、ひとり親世帯や子どもたちの命と健康を守るために無くてはならない制度・・・
これを一医療機関あたりの上限の撤廃、現行の1回500円の自己負担を維持する場合でも、現行の上限月額2500円を「6000円」程度に引き上げると・・・
複数の医療機関にかかれば2倍、3倍となり、大幅な負担増です。
重度重複障害のある場合などは今でも医療費は大きな負担で、生きて行くためにいくつもの医療機関にかかっています。
まさに命を切り下げることにつながる利用者負担の強化は許されません。
また、府の庁内で決めて、来年度の予算で改訂…来年11月には実施の方向だとか
関係団体や当事者の声も聞かずに、拙速に決めることはあってはならないことです。
泉大津市議会として全会一致で、拙速な自己負担金の引き上げに反対する意見書を可決して、大阪府知事宛に送付しました
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