「泉大津の保育をみんなでよくする会」の総会に出席させて頂きました。
台風と秋雨前線の影響で、時折強い雨・・・
残念ながら小学校の運動会が延期になり、明日以降も心配な天気が続きます。
先日、「泉大津の保育をよくする会」の総会に今年は来賓として参加させて頂きました。
待機児童の問題が大きく社会問題とされる中で・・・
国は最低基準の緩和、子どもの人数に対して必要な保育士の数や、部屋の基準面積を下げて対応しようとしたり・・・
小規模や企業が主導しての認可外保育、保育士免許がなくても無資格でできるようになど・・・
大阪府はそうした基準切り下げをもっと積極的にできるように「特区」にしろと国に迫っています。
全国でもそうですが、特に大阪では毎年のように基準の低い認可外保育所での死亡事故(以下、青地の自治体)が続いています。
2009年 大阪市都島区、寝屋川市
2010年 八尾市
2011年 高槻市
2014年 大東市
2015年 松原市
2016年 大阪市淀川区
子どもの命を預かる施設である保育所で、こんな事がなぜ繰り返されるのか
預けていた親は、認可外だろうと「保育所という名前なのに、こんなにも条件が違うなんて分からなかった」と・・・
大切な我が子を預けた自分たちを悔いて、責めていると・・・
学習交流会での講師の芳村さん(大阪保育運動連絡会事務局長)の話に胸が痛みます。
私は「よくする会や各保育所保護者会などで取り組まれてきた署名や要求活動が、行政を動かし、少しづつかもしれないが前進させてきたこと・・・」
「阪南や八尾で起こっている極端な保育所の統廃合など、少なくともさせない力になってきたこと・・・」など発言させて頂きました。
待機児童の解消や延長保育料の改善などが進む一方で、多子減免が所得制限で部分的なことに対しての要望も聞きました。
国や大阪府に対して基準の切り下げではなく、認可施設の充実でこそ、子どもの安全が守られること・・・
施設面だけでなく、保育士の処遇改善が保育環境の充実になること・・・
病児、病後児保育の拡充、休日夜間保育、学童保育の時間延長などなど
まだまだな点も再認識して、引き続き頑張らないといけないと、若い親御さんたちを前に気が引き締まりました
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