泉大津の医療と社会保障を考えるつどい!
また大きな地震が起きました。今度は鳥取県、これだけ離れている大阪でも揺れがはっきり分かりました。
被災されたみなさんにお見舞い申し上げます。
被害の状況や地震のメカニズムなど分かってきましたが、明瞭な活断層が少ない地域でもこれだけの地震が起こったようです。
やっぱり、どこでも地震の危険性があるということ・・・
昨日の午後は、泉大津の医療と社会保障を考えるつどいへ
大阪社会保障推進協議会(大阪社保協)会長で医師の井上賢二先生から、医療現場の話から社会保障制度はどうなるのか お話を聞きました。
病気だけでなく生活相談的な話まで日々聞いて診察されているようで・・・
「お金がないので入院できない」「治療を中断する人」「1ヶ月分の薬を2ヶ月かけて飲んでいる人」など・・・こうした人がすごく増えていると
皆保険制度と言われていても、お金のあるなしで「命」や「健康」にも格差ができているということ。
イギリスやフランスの例も示しながら、日本という国が先進国諸国の中でも医療や社会保障制度が、社会保障の体を成していないと・・・
困った時に、お金がなくても医療にかかれ、安心して暮らせる保障が社会保障制度であり、そのために税金も払ってきている。
「自助」「共助」という言葉が盛んに使われていますが・・・
言い換えれば「自分(や家族)でなんとかしろ」、「(地域などの)助け合いでなんとかしろ」というようにしか聞こえません。
医療費などの社会保障費の増大が言われ、何兆円もかかるように言われますが・・・
そういう時は「総額」で言われ、実際には雇用主や本人の自己負担もあって、4割程度しか国は出していないというからくりも・・・
病院からの患者の締め出し、介護保険の軽度者の切り離しなどさらに進んでいく社会保障解体への道・・・
このまま推し進められれば、ますます医療・介護難民、受けられない人が増大していく・・・たいへん心配です。
講演の後には、田立議員より泉大津の今ということで、特に来年4月からの介護保険の「新総合事業」についての話があり・・・
この間、私も参加している泉大津社会保障推進協議会(泉大津社保協)が取り組んできた「介護事業者アンケート」などの内容、結果について→ココから田立議員のブログでご覧ください。
2部の泉大津社保協の総会では、引き続き介護事業者や利用者とのつながりを作りながら、新総合事業についての対応なども行っていくことが確認されました
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