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2016年11月15日 (火)

どうなる泉大津市立病院・・・守る会の勉強会

先週、このブログでもお知らせしていた市立病院を守る会の勉強会

泉大津市立病院を守る会の勉強会へ

テーマは、市立病院が新たにたてた「泉大津市立病院新改革プラン」について・・・

国が示すガイドラインに基づき作成されたもので、大阪府の地域医療構想なども考慮されて・・・

そうした中身とともに、医療制度、医療報酬などのこの間の状況なども知れば知るほど・・・

国は医療費削減ありきで、診療報酬引き下げ・・・

脳や心臓などの高度で急性期の医療、重症患者の割合が一定以上入院していなければ、看護体制なども見直しせざるを得なくなり、さらに厳しい状況に追い込まれるようになってしまいます。

また、大阪府は現在泉州地域すべての病院で14,785床あるベット数を、この泉州二次医療圏では2025年には8,957床しか必要ないと・・・

高石から岬町まで、この広大なエリアで、これほどの削減の根拠はまったく分かりません。

高齢化が進む中で、公立の自治体病院だけでなく、医療そのものの切り捨てが行われていこうとしていることを実感。

その中で、自治体病院というものは、住民の命と健康を守るため、たとえもうからなくてもやらなければならない医療や取り組みがあり・・・

その為の国からの交付金も出ています。しかし、どこの自治体病院も病院とのタイアップの事業もあり、一定の一般会計からの支出は必要不可欠なもの・・・

出産に不安や心配のある場合の周産期母子医療、発達に心配のある子どもへの発達診断、認知症の心配などの物忘れ外来などの診療・・・

全国に5か所しかない交通事故での回復、リハビリのためのNASVA(ナスバ)病棟、紹介患者や透析患者への送迎サービス・・・

ドクターや医療スタッフだけでなく、事務局スタッフも地域の診療所などとの連携や熱中症の心配な高齢の一人暮らし高齢者への訪問活動なども・・・

実に多くの努力を積み重ねて、2014年度は10年ぶりの単年度の黒字になったという事がよく分かりました。

昨年度は、国の会計制度の変更などで黒字にはなりませんでしたが、改革改善が進んでいることは間違いありません。

引き続き公設公営で、市民の財産である市立病院を守っていけるかどうかは、来月の泉大津市長選挙の結果に大きく左右されてきます。

これは市長選挙でも重要な争点ではないでしょうか

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