石油基地防災対策都市議会協議会に出席!
一昨日、昨日と上記会議に議長の代理出席のために静岡市へ
西日本、特に日本海側の鳥取などでは大雪で大変な状況でしたが、静岡は快晴・・・
視察で訪れた清水にある大型タンクなどがある油槽所から見えた富士山
「こんなにきれいに見えたら、それだけでテンション上がって仕事できそう」と同行してくれた事務局の職員と話していましたが・・・
毎日のこととなると、静岡の人には、あってあたり前なのでどうなんでしょうか
この協議会は、全国にある石油やガスのコンビナートを抱える自治体で構成していて、防災、安全対策など国などへの要望活動を行なっています。
1日目の講演は、もともと静岡にある東海大学で教授として長く教鞭をとっておられた篠原正人氏
現在は福知山公立大、京大で特命教授、主に海運物流、国際物流の専門家・・・
「わが国の港湾政策とクオリティシッピング」~安全と環境は誰が守る?というテーマでした。
あまり聞きなれない言葉でしたが、船の安全はだれがどう責任を持っているのかという点は特に興味深く聞きました。
1997年に起きた「ナホトカ号」が沈没したタンカー事故・・・大量の重油が流出し、海岸や鳥もが油まみれになったのを覚えている人もいるんでは・・・
私も職場の仲間と「重油回収ボランティア」で、寒風吹きすさぶ日本海に行き活動したのを思い出しました。
こうした事故例を示しながら、地域や船籍によって船の安全がないがしろにされているようで・・・その理由や原因なども示されましたが・・・
安全な船と審査し認証し、優先、優遇するなどして、そうした船が出入りしていることを明らかにすることで良い港だというアピールになるという取り組みが進んでいます。
まだ少ないようですが、船の安全、港の安全、安心を守るひとつの手法として、今後そうした方向が重要だと感じました。
堺泉北港はどうなのか どうなっているのか
こうした視点でも見ていくことが必要と課題をもらいました。
2日目の昨日は清水の油槽所を見学・・・静岡市はバスも富士山でした。
先週、和歌山県で同じ事業所の油槽所が火災になり、多くの住民が避難させられたということもあり・・・
説明の冒頭でけが人などもなく無事鎮火したということでした。現在は消防など調査中で原因究明はこれからで、詳しい説明はありませんでしたが・・・
東日本大震災の時のコンビナート火災なども目の当たりにしているだけに・・・
火災は、最も恐れることです。
そして想定外はもう許されません。どこの港でも万全な対策が求められます
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コメント
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田伏さん コメントありがとうございます。
本当に堺泉北港でも同じ心配があります。
今回、得た話なども受けて、安心な港にしていくようがんばりますね。
投稿: 森下いわお | 2017年1月27日 (金) 14時22分
堺辺りにある、天然ガスタンクもしんぱい、やわ
投稿: 田伏 | 2017年1月26日 (木) 23時01分