大阪の「中学生統一テスト」(チャレンジテスト)に異論噴出!
朝通学路の見守りを終えて、いつものように朝食を取りながら新聞に目を通していると・・・
目についたのが週刊誌の広告・・・
大阪の「中学生統一テスト」いわゆるチャレンジテストと言われているが、異論噴出だと・・・
ちょうど昨日の一般質問で、ただち議員がこの問題について、市の見解を聞いたばかりで・・・ただち議員のブログ←ココから見れます。
こういった週刊誌はあまり好きではないので、めったに買うこともないんですが思わず購入
大阪は私の高校の娘たちの頃から、毎年のように高校受験の制度が変わり、混乱していたのに・・・
そのあげく導入されたのがこの制度・・・
半数以上の生徒が休む学校が3校出るなど、早くも大きな問題になっているのだが、それは「一部の問題で、理解が不足していただけだ」との府の説明・・・本当にそうなのか
「なぜそんなことが起こったのか」をもっと詳しく検証する必要があるのではないでしょうか
記事では、現場の先生などのリアルな話が書かれていますが、少なくとも似たような話は私たちもいろいろと聞いています。
大阪府が主導していて、高校入試に関わることなので、各市はこの制度に対して物言えないレールを敷かれているようにも思います。
なので、市の答弁も大阪府が言っているのかと思ってしまうほど・・・
1年生からのこのテストの結果が内申点に影響し、3年生のテストでは学校ごとの平均点が出され、学校のランク付けがされる。
そのランクの中で良かった学校と低かった学校では内申点の配分が変わり、多く5や4を付けられる学校と、3や2が多くなる学校などが出される。
結果、成績の良い生徒も1回のテストで左右されるなら「休んだ方が得」、テストが苦手な生徒が「学校のために休む」、そして「勉強しないなら休め」など生徒間の対立を生むなどの構造的な問題をはらんでいる。
「競争」と「ランク付け」で、本当に教育の質が高まり、学力も高くなると考えているのなら愚かな事としか言いようがない。
単に全国統一テストで大阪が低いからと、そのランクを上げるために現場や生徒を1年生から受験に関わるとあおっているようにしか見えない。
本当に必要なのは、少人数学級などを思い切って広げるなどのきめ細かい対応、一人一人の学びを保障して、分かる授業、学ぶことが楽しくなる学校生活にあるのではないでしょうか
この問題を大阪中でもっともっと明らかにして、どの生徒のためにもならないこんなテストはやめさせなければならない
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