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2017年5月の9件の記事

2017年5月29日 (月)

生命尊重の行政、沢内村(現、西和賀町)で受け継がれているもの…近畿社会保障学校で学びました!

昨日の日曜は、朝から電車に乗って大阪市内へあわてて出たのでスマホを忘れ、帰ってからレジメと資料の写真・・・

生命尊重の行政、沢内村(現、西和賀町)で受け継がれている物事の…近畿社会保障学校で学んで来ました

『生命尊重』の行政として、「老人医療費無料化」、「乳幼児医療費無料化」をはじめて行なった岩手県沢内村、現在は西和賀町の話を聞くため・・・

本や新聞などでもちろん知ってはいたが、きちんと関わった人の話を聞いたこともなく、この機会にどうして聞いておきたいと・・・

元沢内村の保健師で、現在は西和賀町会議員の高橋和子氏と、その夫で元社会福祉協議会職員で、その後障がい者施設の施設長や現在はNPO輝け「いのち」ネットワーク代表の高橋典成氏の話

深く沢内村の保健福祉行政に携わり、今も西和賀で受け継がれ生きているものに関わっておられ・・・

お話の一つ一つが決して過去のことではなく、今まさに行なわれていることにつながっているんだと感激しました。

かつて無医村で乳幼児死亡率が全国ワーストだった村が、1957年の深澤村長の就任を契機に・・・

1960年に老人医療費を無料化、全国にその動きは広がり国を動かし、残念ながらその後国は改悪されたけど、今でも65歳以上の医療費の一部負担金の給付がされています。

1961年には乳幼児の医療費負担をなくし、全国初の乳幼児死亡率0(ゼロ)を達成

現在は18歳までの子ども医療費の無料化を実現・・・これも全国に広がり、まだ対象年齢の格差はあるものの、全国すべての自治体で行なわれるのがあたり前になりました。

それなのに背を向け続け、国の制度としようとしない政府、悲しい国なっている。

命の重さに差があってならない、どんな状況、誰でも安心して医療を受けることができるようにと願います。

無料化のことが目立つけど、安心して生まれて、元気に成長でき、健康で働き、長生きできる一生のため・・・

保健師、病院と行政との連携、当初は徹底した家庭訪問などで一人一人の健康調査で把握し、病気にならないための取り組み・・・

結果として医療費が安くなり、病院は多少赤字でも、国民健康保険は黒字で・・・高齢化率は高くても、みんな元気で長生きできるなら、それを喜びとしたらいい・・・

まったくその通りで、「健康で文化的な生活をおくる」、憲法を生かしたまちづくりが、この西和賀町ではしっかりと行なわれている。

決してお金が潤沢にあるまちではない。

それでもこれだけのことができるのだから、これこそ全国の自治体が学び、実践すれば素晴らしい成果となります。

ちょっと高くて個人的には手が出ないけど、その西和賀町(旧沢内村)の取り組みが網羅された資料集(写真左)が発売されています

2017年5月27日 (土)

第4回のアユとあそぼう大津川へ!

第4回になる『アユとあそぼう大津川』

我が家のすぐ近く、槙尾川と牛滝川の合流地点のすぐ下流の大津川で今年もありました

あゆとあそぼう大津川

たいへん良い気持ちのいいお天気、多くの子どもたち、親子が楽しんでいました。

少し早めには行ったんですが、すでに子どもたちも集まっていて、魚を捕ったり・・・

開会のあいさつの後に、まずはみんなで川の中のゴミ掃除・・・

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短時間でも自転車など多くのごみが集まりました。

そして、今年も小さいながら多くのアユが捕れていました。

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しかし、今回一番驚いたのは、大きなうなぎが捕れていたこと・・・

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うなぎの稚魚は多くいるので、毎年見ていましたが、こんな大きなうなぎははじめて見ました。

昨年行なわれた川の堆積土砂を除去する工事も、うなぎの稚魚が上ってくる春前に終わらせると聞いていましたが・・・

みなさんも水槽を見て驚いていました。「天然やん」・・・貴重ですよ~

他にも手長エビやカニ、小さな魚から大きなコイまで・・・

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安全面で市の消防・消防団の協力もあり、放水体験もできました。

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そして、『囲い込み漁』・・・大津高校のボランティアの高校生が中心になって網を持ってくれて、堰の所で囲い込んで

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その周辺でもいっぱい魚が捕れて・・・

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普段はこんな経験できないので、子どもたちだけでなく大人も楽しく参加できました。

そして、子どもたちは目を輝かせて魚とりなどに夢中になっていました。

多くのみなさんの協力、準備で今年も開催されました。ありがとうございました

2017年5月24日 (水)

市内小学校の市役所見学、議場の説明は議員が行なっています!

ちょうどこの時期は、市内8校の小学3年生が順に市役所の見学に来ます

各階で市役所の仕事や取り組みの説明を聞き、見て回り・・・

以前は5階の市議会・議場も事務局職員が説明をしていました。

議会改革検討協議会で、議会のことなので事務局任せにせず、自分たちで説明をしようと言うことになり・・・

確か4年くらい前からだと思いますが、議員が順番に2人で組んで説明をしています

今年は楠小学校にする当番になり、今日の午前中に3クラス

泉大津市議会、市役所の見学

議長席には学級委員さんに座ってもらい、他の子どもは分かれて好きな所に据わってもらい、質問で手を上げたら名前を呼んで指名してもらいます。

もちろんマイクは事務局職員の力もかりてONにして、タイムも計ってもらい予定の10分が経ったら鳴るように・・・

これまでしてきた経験から、もっとこうしたらと話し合いこれまで改善してきたことで、マイクは議会さながらの臨場感も出て、質問もよく出るように・・・

何を説明するかは事前に決めていて、どこも同じようにできるようにしていますが・・・

3年生なので、どれだけ分かりやすく説明し、その説明も短く、質問タイムをできるだけ多く取るように今年は工夫しました。

質問で出される子どもたちの自由な発想に、時には考えさせられたり、驚かされたりします。

テレビドラマの影響でしょうか、裁判所と間違える子が時々います。

議員のことや市の決まりなど話し合いで決める所という議会のことを、短い時間ですが少しでも分かってもらえればうれしいですね。

昨年は、翌日朝の通学路の見守りの時「市長さんになったねん」とうれしそうに言う子どもがいました。

今年はどんな感想反応があるのか 楽しみです

2017年5月16日 (火)

大津川河川敷の堤防を調査

泉大津市と忠岡町の間を流れる2級河川の大津川

南海本線、府道(旧26号線)より下流の楯並橋からさらに下流・・・市の緑地指定もされていないエリア。

およそ河口から400メートルから800メートルの間の堤防

 

「堤防にヒビがある」と・・・

 

元市会議員の中口あきつさんの所に情報が寄せられ、一緒に自転車で現地に出かけてきました。

400メートルの辺りは、縦に線が・・・

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これは堤防の継ぎ目で、確かに下のほうは確かにコンクリートが少し割れていました。

600メートル辺りは、横にかなり長い線のようにヒビが入っているのが分かりました。

大津川河川敷の堤防を調査

この写真では分かりにくいので、拡大した部分が・・・

Dsc_0606

さらに700メートル辺りでは、地面に近い下のほうの部分に横の線が入っているのが分かりました。

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上の道のところから確認すると、特に草木が生えてきてしまっている部分は、その幹や根がコンクリートを割ってしまっているようでした。

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2級河川になるので、管理は大阪府で鳳土木事務所が行なうことになっています。

安全性など状態の把握はやはり専門家でないと分かりませんが・・・

少なくとも素人判断でも、今は浅いヒビでも、ああいった隙間に雨水や増水した時に川の水が入っていけば、ヒビが深くなり、劣化が早く進んでいくのではないでしょうか。

声を寄せて頂いた方からは、河川敷の草があまりにも生い茂っていてひどい・・・

ごみの事も言っておられたので・・・

まずは現場をしっかり見てもらい、どういう状態にあって、今後どうしていくのかなど、堤防の件と合わせて聞いていきたい

2017年5月12日 (金)

上條小学校3号館、耐震化問題については早急に市民に向けての説明を・・・

泉大津市議会、臨時議会中ですが、何とか次期の役職が内定、次期の見通しが持て少しほっとしています

15日(月)の最終日には正式に決定できそうです。

この時期は、街中でもあちこちにお花が咲いていてきれいなんですが、今日も暑くて春があっという間に行ってしまいそうです。

そして、昨日は議会運営委員会も開催がされ、継続審議だったものの今後の取り扱いなど・・・

その中のひとつが、マスコミ報道もされた上條小学校の耐震化の問題で、「市民に対しての説明、市や教育委員会としての見解を出すべきだ」と・・・

日本共産党議員団としては、議会全体として要請していこうと調整をしてきましたが、残念ながら全会派での合意とはなりませんでした。

当然必要だと言う会派も多くあり、引き続き共同してなど対応は求めていきたいと思います。

簡単ですが経過も含めて、地域の後援会のニュースでも載せることになったので、ここでも掲載をさせて頂きます。

上條小学校3号館 校舎耐震問題について・・・

市と教育委員会は市民への説明責任を果たすよう求めます

                                              泉大津市議会議員 森下 巖

 昨年9月に「上條小学校3号館については校舎耐震化がされているとはみなせない」と大阪府より指摘を受けたと議会への報告がありました。私たちは重大な問題であり、全議員、議会全体として、市と教育委員会に対して、①児童の安全対策 ②保護者への説明 ③なぜ耐震化されたとみなされてきたのか、当時の工事がどのようにされたのかなど真相解明をするよう求めてきました。

 その後、保護者への説明会が行われ、安全を考え問題の校舎は閉鎖されました。そして、建築と法律の外部の専門家が入った「第三者委員会」が設置をされ、3月までの間、調査がされてきました。その結果の報告を受け、日本共産党議員団も含む議員有志で再度の申し入れをし、保護者など関係者への報告をはじめとした今後の対応を求めてきました。

 こうした状況の中、マスコミで取り上げられ大きく報道がされました。議会がこれまで市や教育委員会、第三者委員会の結果を踏まえて受けてきた報告などともマスコミ報道は矛盾をしている点も見受けられ、多くの市民に不安と動揺、不信が広がっている中で、市や教育委員会の正式な見解が市民に対していまだに行なわれないという点は大きな問題です。

 市と教育委員会は、当時行なわれた工事内容、その後なぜ耐震化されたという事実誤認の状況が引き継がれたのか、その解明にあたった第三者委員会の結果とマスコミ報道に対しての見解について明らかにすべきです。

2017年5月 9日 (火)

「自治体財政を考える!」大阪自治体問題研究所の議員研修会へ

GWも終わり、昨日から現実にもどされ、さっそく水路や固定資産税に関しての相談も・・・

今日の午前中は、大阪自治体問題研究所の議員研修に出席するため、朝の通学路の見守りをしてからそのまま大阪市内へ・・・

黄色いヤッケをそのまま着て行きそうな勢いでしたが、自転車の前かごにヤッケを入れて、電車に飛び乗りました。

講師は大阪教育大学教授の高山新先生

財政問題は難しい・・・

子どもの頃から算数と数学が苦手で、数字に弱いので苦手意識は克服できませんが、大事なのは地方財政の視点や状況をどう把握して理解することだと自分に言い聞かせ、時にはこういう勉強会に参加しています。

何度か聞くうちに自治体財政の専門用語の意味などは分かって来ましたが、一番分からないのは国のやっているでたらめな点

これ以上借金を増やさない、後世につけを回さない、さらにこれからは地方の時代などと言って、地方分権が進められ、本来国や都道府県でされていたことが自治体単位で考えてしなさいとしつつ・・・

そのための財源は不十分どころか、削減して・・・

原発があるだとか特別な条件がない限り、どこの自治体財政も厳しくなってあたり前では・・・

ただ、泉大津は駅前再開発などの身の丈に合わない大規模開発も財政状況悪化の大きな要因ですが・・・

ただ、これも国の政策誘導に踊らされていたんでは

いわゆる小泉内閣時代の三位一体改革の流れが今も続いていると・・・

地方交付税のあり方を大きく変えて、民間への流れを加速させてきたが・・・

当時もてはやされた第3セクターはどこもたいてい行き詰まり、業務委託や指定管理など民間に肩代わり、代行させるやり方、アウトソーシングが現在も相当進んできている・・・

本当にそれが効率的で1番良いのか 住民にとってはどうなのか

イギリスやドイツでは民営化の後に、最近になって再公営化という流れも起こっていると・・・この辺りは今日の話だけでなく、もう少し勉強が必要です。

実際にはサービスの低下が起こり、やってはみたがもうけにならない企業が撤退など・・・

2年前に視察に行った長野県栄村、住民とともに課題解決するなどの自主的な取り組み も少し紹介がありました。

いずれにしても住民自治を基本とした自治体のあるべき姿の中で、どう様々な政策を進めて行くのか 

国や上からの押し付けではなく、栄村のように小さな自治体でもできること、やれることがもっとあるんではないでしょうか

地方自治体、財政の役割は、それぞれの地域の課題、問題を解決し、住民の安心・安全な生活を支えるためだから・・・

2017年5月 7日 (日)

黒姫高原、野尻湖から望む黒姫山、妙高山は美しかった!

今年のGW、渋滞を避けて深夜の移動に・・・目的は母の故郷の新潟・松之山へ行くこと。

愛知を朝に出発する妹一家と母たちが来るまでの間、せっかく来たんだからどこかに寄ろうと・・・

早朝に信濃町・黒姫高原へ到着・・・ここにした理由は高速の信濃ICからすぐなのと、きっときれいだろうとあまり調べることもせず・・・

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やはり想像以上、早朝の高原から観る黒姫山と妙高山の美しさに目を奪われ・・・

時間が早すぎて黒姫童話館はまだ閉まってましたが、かわいいオブジェが迎えてくれました。

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そこから苗名の滝へ・・・4連の滝で有名なようでしたが、二の滝、三の滝、四の滝へは雪で通行ができず、それでも一の滝は雪解け水ですごい水量の滝を見れました。

そして妙高市池の平のいもり池へ・・・池に映える妙高山がとてもきれいに見える場所でした。

妙高山

自生する水芭蕉の群生がとてもきれいで、透き通るきれいな水も・・・

今回近くまで行ったので、妙高山への登山口もだいたい見当が付いたので、今度はぜひ登ってみたい魅力的な山でした。

まだ時間があったので、その後は野尻湖へ

「野尻湖と言えばナウマンゾウでしょう」と、子ども達に「はぁ~」と言われながらもナウマンゾウ博物館へ

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興味深く見ていたのは私だけでしたが・・・入り口のオブジェもナウマンゾウ

足こぎボートで野尻湖へも・・・湖の上から見えた黒姫山と妙高山もとてもきれいでした。

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ここから妹一家と合流するために飯山の「道の駅千曲川」へ移動・・・

ちょうど「飯山菜の花祭り」というのをしていて、これがまた素晴らしい一面の菜の花畑に出会えました。

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合流した妹一家と母と一緒に散策し、美しい千曲川に沿って新潟県松之山へ・・・

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天気も最高、早く着いたおかげで、時間もたっぷりで普段なかなかできない家族サービスというか家族旅行のようになって、それはそれでとても良い1日になりました。

2017年5月 6日 (土)

母の故郷、新潟・松之山へ!

今年のGWは新潟県十日町市の松之山へ

一昨年、視察で長野県栄村まで来た時に、地図で県境越えてすぐ隣りが松之山だと気づき、思いのほか長野からも近く感じて、これならいけるんではないかと・・・

まだ高速も中央道しかなかった中学2年の時、ひたすら遠くて大変だったというイメージで、その後訪れる機会もないままでしたが・・・

 

母がまだ元気な間に一度行こうと約束をしていたのと、子どもたちも、妹一家も一緒に行こうということになり、総勢と言っても9名ですが、私は実に36年ぶりに訪れました。

 

「実は渋谷生まれ」という母は、幼い時に戦争の影響で一家でこの地に疎開・・・

父を早くに亡くし、祖母と兄弟姉妹5人で、どんな所でどんな暮らしをしてきたのか

私は多少は聞いてきましたが、子どもたちにも何か感じてほしいという思いもあり、思い切って来ました。

 

松之山・中原という9軒しかなかった小さな集落、今は2軒・・・その一番奥に家があったそうです。

母が住んでいた所は、もう誰も居なくなって久しいので家も何もありませんが、空き地と家の前にあったという池・・・

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今も近くにお住まいの93歳のおばあさんと、母は久しぶりの再開・・・

来たことをとても喜んでくれ、見送りの時はいつまでも手をふってくれました。

母が分からなくなっていた祖父のお墓の場所も偶然分かり、ちょっと感激でした。

松之山・中立山という所に、母が10歳まで過ごしたという家がまだあり、これにも感激・・・

今もお住まいで、当時とは違う人になっていると、近くの片が教えてくれました。

話をしていたら、その教えてくれた人も母の弟のことはよく知っていて、すごいつながりを感じました。

 

学校も遠くて、「冬はスキーで通った」とか、学校卒業後の1年半ほどは仕事先から帰るのに「毎週末に、山越えして何キロも歩いて帰った」というこの山道も舗装はされていたが、当時と変わらないなど母の話に、子どもらも「へー」と驚きつつ・・・

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あちこちに自生するこごみやふきのとうなど、山菜もいっぱい採ったり・・・

 

日本有数の豪雪地帯だけにまだ雪もあちこちに残っていました。

中原からわりと近い、キャンプ場などがある大厳寺高原にも行きましたが、まだ一面雪景色でした。

そこへの道も黒部の雪の間の道ほど壁は高くはないけど、雪の間を抜けて行く感じ・・・

そして、日本三大薬湯のひとつと言われている松之山温泉街も行って、昼食、買い物をしてぶらぶらと・・・

最後は「美人林」と言われている所へ

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想像以上に観光客がいて、少し驚きましたが・・・天気もよく新緑のぶなの林は、陽の光をあびてとてもきれいでした。

雪景色と新緑、山並みの美しさにも目を奪われながらの運転に・・・

そして、母の故郷を今回はしっかりと記憶にとどめることができて良かった。

子どもたちも母のルーツというか、少しは知って何か心に残ればと思います

2017年5月 3日 (水)

今日で日本国憲法施行70年!各世論調査から見えるもの・・・

今日で日本国憲法が施行されて70年を迎えた

新聞各紙は、護憲、改憲などの様々な議論、意見や声を載せている。

世論調査の結果はどうか

NHKが15年ぶりに行った対面式の調査(4月29日発表)では、「憲法改正の必要性がある」が前回2002年から15%減って43%に・・・「改正の必要性がない」11%増えて34%に・・・

9条の改正では57%反対

JNNの調査(5月1日)発表では、2007年調査から「改正すべき」10%減って43%・・・「改正すべきではない」42%で拮抗

毎日新聞では、「改正すべきだと思う」48%6%増・・・「思わない」33%9%減で、こちらは前年に比べるとこの間の北朝鮮の懸念などから逆の結果になったが・・・

2013年には「改正すべきだと思う」60%もあり、「思わない」32%だったことから、明らかにこの数年で改正賛成が大きく減らしている。

9条の改正に反対は全年代で「思わない」が「思う」を上回り、46%9条改正に反対となっていた。

朝日では、「憲法を変える必要がある」41%に対して、「変える必要はない」50%に・・・9条63%「変えない方がいい」という結果。

さらに共同の調査は、踏み込んで「日本が戦後海外で武力行使をしなかった理由」75%9条の存在をあげたことについて「9条が国民に浸透している」と評価・・・

安倍首相をはじめ自民、維新などの「改憲派は依然国会では多数を占めているが、それは衆議院選挙の小選挙区制によるもので、架空の多数派」と日本共産党のレジェンド前議長の不破哲三氏が毎日新聞にも登場していた。

憲法施行70年

なぜ憲法を変えなければならないのか よく言われる「時代に合わなくなっている」だとか、「アメリカに押し付けられた」とかいうが・・・

先日のNHKスペシャルでも放送されていたように「天皇」も含めて認め、そして「平和」というものが明確にされたという点で、国民の大多数に歓迎されてできたのが今の日本国憲法ではなかったのか・・・

国民主権の国となって、国民がここを変えてほしいというようなことがない中で、それこそ「改憲ありき」で押し付けているのは安倍さんの自公政権、補完勢力の維新ではないでしょうか

改憲への道、とりわけ9条の平和条項改正に突き進むことに危惧を感じて、ちょっと待ったの状況が広がってきているように感じる。

これは毎日新聞今日の4面の市民の意見広告・・・武力では平和はつくれない

「戦争は人間をほろぼすもの」、「戦争ではなく他国との対等な関係に立つ」努力こそ求めていかなければならない。

盲目的なアメリカへの追随、この間の北朝鮮の脅威をことさらあおり、この機会に改憲などというのは筋違いであり、憲法の理念を生かす道をもっと考えないといけない

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