核兵器禁止条約を採択・・・国連加盟122ヵ国が賛成
地球的規模で人類の危機となっているのが、昨日のブログでも書いた地球温暖化・・・
そしてもうひとつは「核」の脅威・・・
国連で人類史上初の歴史的な「核兵器禁止条約」が採択されました。
先日、7月9日のしんぶん赤旗1面・・・
核兵器の使用はもちろん、開発や実験、核をちらつかせた脅しまで幅広く禁止内容の意味は大きい。
加盟122ヵ国が賛成しましたが、核兵器を持ち核のかさ論にしばられる国は交渉会議にも参加をしないという状況・・・
唯一の被爆国であり、本来ならその先頭に立って核兵器廃絶を進めなければならない日本は、不参加というやっぱり残念な国・・・
大手のマスコミは、あまりこの歴史的な出来事を報じないのはなぜでしょうか
目にしたのは毎日新聞の夕刊(写真右)、米英仏の国が抗議したと肯定的には取れない内容で・・・
それでも、カナダに住む被爆者の採択を喜ぶの声は紹介されていましたが・・・
日本には、米国言いなりで、米国に守られていると妄信している政権与党の人たちなど、まだまだそうした残念な意識が強い
ただ、世界ではもう大国だけが思うようにできる状況ではない事を、この採択が示したように思います。
地球温暖化でも、パリ協定にトランプ米国が参加しないという態度に、世界の国から批判が出ています。
国の大小に関わらず、どの国も対等平等でなければならない。そしてそこに暮らす人たちも・・・
「○○ファースト」というのがはやっているが、裏を返せばそのくくりにあてはまる人たちや自分さえよければいいという考え・・・それでいいとは思えない。
日本共産党の志位和夫委員長は、この国連会議に参加して、歴史的な採択の意義を前回会議でも発言し・・・
被爆者団体などは、「被爆者にとって大きな喜び」と声明を発表し、すべての国は条約に参加するよう呼びかけています
日本にも「次世代にツケを残すな」などと都合にいいときには言いながら、原発の再稼動を平気で認める政治家なども多いが・・・
核をすべて無くさない限り、平和で安全な社会にはならないわけで、その事に真剣に取り組み向かっていかなくてはならない
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