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2017年11月の6件の記事

2017年11月29日 (水)

「困っている人をほっておかない泉大津市に」~福祉緊急対応事業について~市議会第4回定例会の一般質問発言通告を提出!

今日の午前10時が一般質問の発言通告の締め切り

10番目になったので、12月7日(木)午前中になりそうです。

タイトルをどうしようかと悩みましたが、今回はこれしかないと・・・

「困った人をほっておかない」は、5年半前、志半ばで急病のため亡くなった浜口博昭議員、同じ会派、同じ選挙、お互い初当選をした彼のキャッチフレーズでした。

彼が初当選した時の年齢に近づき、あらためてその原点、思いも一緒に質問しようと思います。

国は地域共生社会という名のもとに、自助・共助をすごく言いますが、公助はどうなのかどうなるのか

この問題意識はこの間ずっとあり、制度のハザマや枠からはみ出ると、適切な支援を受けることが出来ず、孤立化を深めることになってしまうのではないか

泉大津市の現在ある事業、取り組みの現状や課題を確認しながら、今後につながる議論ができればと思っています。

以下、提出した発言通告です。

泉大津市議会 第4回定例会 一般質問 発言要旨

16番 日本共産党 森下 

「困っている人をほっておかない泉大津市に」~福祉緊急対応事業について~

 厚生労働省は、「『我が事・丸ごと』地域共生社会の実現」に向けて、そのあり方として「地域包括ケアの深化・地域共生社会の実現を示しています。今年の5月に「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案が可決されました。

 非常に多岐に渡るもので、「地域共生社会」という名の下で、自助共助を基本に解決をして行こうという方向性が示されています。地域全体の課題だけでなく、個人に関わる問題や困難までも含まれており、課題解決の責任を地域住民や個人に置きかえることになるのではないかと危惧をします。

社会保障の公的責任がどうなるのか、本市においてこれまで果たしてきた役割や責任、今後どうなるのかについて、現在行なわれている取り組みの現状や課題から議論をしていきたいと考えます。

1 孤独死だけでなく、孤立化を防ぐという観点で、高齢者見守り官民パートナーシップ協定が締結されましたが、その経緯、その後の対応や実績についてお示しください。

 2 市民生活には様々な困りごとがあり、制度の枠組みにあたらないために救われない人たちがいますが、こうした人たちに対して市民生活応援窓口が果たしてきた役割と現状認識や課題についてお示しください。

 3 国は地域住民が抱える課題について、分野を超えて丸ごと相談を受け止める「場」の設置を2018年度より全国で実施をするとしていますが、本市においてはどう対応していくのでしょうか?お考えをお聞かせください。

2017年11月25日 (土)

中学校給食2018年(平成31年)から実施の報告がありました!

何やかんやという間に、第4回定例会、議会がはじまっていきます

昨日は、本会議前の厚生文教委員会協議会が開かれました。

その中の報告事項、中学校給食実施について 

この半年間の視察や準備委員会で議論された中での意見などを踏まえ・・・

全員喫食食缶デリバリー方式で進めていくということに

府下でも最大規模のマンモス中学2校での対応が困難なため遅れていた中学校給食でしたが・・・

生徒数も若干減少し、空き教室の活用など配膳室を設けて・・・

一貫して求めてきた自校調理方式ではないけど、選択制やランチボックスではない・・・

全員が食べる、食缶での外部発注のデリバリー方式に・・・

選択制をしている他市では、極めて喫食率が低く、10%以下、4~5%という状況もあったり、冷たくてまずいと不評で大阪市では変更になったランチボックス・・・

こうした問題も一貫して指摘してきたので、そうならなかったことは良かったです。

食缶は、温かく食べられ、全員での給食はすべての生徒の健康や成長にとって重要な役割を果たしてくれます。

また、就学援助の対象になることも重要です。(当然ですが・・・)

ただ、デリバリーの外注での場合、アレルギー対応や食中毒の全中学に影響が広がる懸念があり・・・

そうした点も指摘をしてきた・・・

まだこれからの検討だということで、しっかり見守っていきながら、より良いものになるよう求めていきたいと思います

2017年11月16日 (木)

阪南地域の日本共産党議員団と大阪府との交渉に出席!

昨日は阪南地域(高石市から岬町まで)の日本共産党議員団で、大阪府との交渉を行ないました

事前に要望書を提出し、回答を頂き、それを受けての質問、要望・・・

共通の項目、個別の地域ごとの項目など事前の要望書からかなり絞り込んでも40項目以上・・・

午前10時から、午後5時まで丸々1日がかり・・・前進した面もあれば、「う~ん」という面も

かなり横長の部屋でしたが、右側と奥と手前が議員、左側が府職員さん・・・

1項目8分しかない中で、限られたことしか言えませんでしたが、忌憚のない意見交換ができた面も・・・

それぞれの地域の問題や共通項目で各議員で分担して・・・私は以下の6点について発言しました。

① なぎさ府営住宅の騒音の問題→何年も取り組んできて、7階以上で阪神高速側の窓にようやく防音性の高い冊子の取り付けを行うことになり、自治会住民に説明が行われ、今年度内の工事の完了を目指すとの回答を得ました。

② 新聞報道もされた府営住宅へのアスベスト使用の問題→対応工事は完了し結果についてはHPで公開し、相談窓口も設置しているということでしたが、住民に不安があるということで、自治会など住民への丁寧な説明を求めました。

③ 大津川の防災対策、河川敷の適切な管理→昨年、今年と2年連続で堆積土砂除去工事を行なっている。引き続き、河川敷についても雑木、草の伐採などの管理を要望。

④ 子ども医療費助成制度の大阪府として、中学卒業までの引き上げ→セーフティネットとして乳幼児までと、子育て支援としての市町村と役割分担で対応していると。府は小学入学前までしかなく、所得制限も・・・この制度は何歳であっても両面あり、市町村の財政力で格差があることが問題で、その解消に府の役割と責任を果たすよう要望。

⑤ 支援学級の児童が普通学級で授業を受ける場合、決められた35人、40人を超えて授業が行われている問題で、児童を「ダブルカウント」して、クラス定数を超えないよう要望。→困難ということだが、全国で進んでいるさらなる少人数学級を進めることで、授業環境を改善することも合わせて要望。

⑥ 中学校給食の実現に向けて、府としての支援を要望。→泉大津と東大阪が未実施で残されているが、府は補助を打ち切りに。実施している所でも、選択制で食べている生徒が10%以下が多数あり、学校給食と言えるのかと疑問を投げかけ、安全でおいしい、全員が食べる自校方式などがしっかり実施できるよう、府としての対応を要望。

他にも、田立議員や他の議員から「国民健康保険の都道府県単位化」、「介護保険料の低所得者軽減」、「特別養護老人ホームの待機解消に向けて多床室を認めるよう要望」、「府営住宅の空き室が多い問題」などなど・・・

そして、台風21号で大きく被害のあった岸和田市、阪南市から復旧に向けてや、私も大津川河川敷が全面通行止め になっていることに関わってを質問。

牛滝川上流で土砂が流れ込み、水が溜まっているためで、決壊などにより鉄砲水になりかねないためで・・・

水を別に流すルートをまず造っていくということでしたが、進捗状況など下流部の自治体にもしっかり情報提供し、見通しを早く明らかに出来るよう要望しました。

少し長くなりましたが、小さな自治体だけではなかなか前に進まないことなど多くあり、大阪府としてももっと頑張ってほしいと思います

2017年11月14日 (火)

泉北水道と光明池を視察


今日は朝から雨でしたが、昨日はとてもよいお天気で、泉北水道企業団の信太山浄水場と水源地になる光明池に行って来ました。

今月はじめに岡山市と高松市の浄水場の視察に参加して、あらためて私たちの地元の浄水場についても、しっかりと知っておかないといけないと・・・

泉大津市は、淀川水系の大阪府広域水道企業団と泉北水道企業団から水が来ています。

泉北水道企業団は、泉大津市と和泉市、高石市の3市で構成して水道事業を行なっています。

その水源地となのが光明池 

泉北水道と光明池を視察

天気もよく、ちょうど水量も多く、なかなか絵になります。

そこから約4キロ半、水路を通って田畑にも給水しながら、信太山浄水場の貯水池へ

ちょうど紅葉がきれいになっていて、今年は鴨さんも多いそうで優雅に泳いでいました。

そして6つある緩速ろ過池へ取水ポンプで分けられます。

泉北水道と光明池を視察

この池の底の模型 ろ過されていく層が分かるようになっていました。

泉北水道と光明池を視察

消毒されて、それぞれの市に配水される水(蛇口の所に泉大津市とあります)ににごりや異変がないかを目視でも確認できるようになっています。

泉北水道と光明池を視察

こうしておいしい水が作られているとよく分かりました。

先日の健康フェスタで、水道水とミネラルウォーターとの利き水チェックをしましたが、ミネラルウォーターの方が、ちょっとくせがあるように感じて、水道水の方は無味無臭ですっきり飲めるほどでした。

ただ、老朽化した施設をどう更新していくのか 

そもそもこの施設を継続していけるのかなどの議論があり、難しい課題もあることもよく分かりました。

私の個人的には、このご時勢、災害時や何かあった時には、大阪府の水道企業団だけではリスクがあり・・・

水源を2つしっかり持っているということは、貴重で重要なことだと思います

2017年11月 4日 (土)

クリーンエネルギーフェア2017へ

今日、明日は泉大津駅前で様々なイベントが行われています。

今日は、クリーンエネルギーフェアへ

自然エネルギー市民の会もパネル展示に、手作りの風車づくりで参加しています。

クリーンエネルギーフェア2017へ

朝から準備ということで早めに行ったつもりが、すっかり終わっていて、風車の作り方を教えてもらいに行ったようなものでしたが・・・

協賛企画として実施された「地球温暖化を学ぶ」講演会にはしっかり参加

講演①は、大阪管区気象台の地球温暖化情報官の方から「気候変動や異常気象」について・・・

クリーンエネルギーフェア2017へ

この100年で世界全体でみると0.72℃上昇、日本全体では1.19℃上昇、大阪はなんと2.0℃も上昇・・・

地球温暖化に加えて都市化のヒートアイランドの影響が大きいそうです。

熱中症などの健康被害に、農作物、魚の生息域が変わり真鯛が住めない海がどんどん広がっているなど、災害リスクと共に深刻なことに・・・

まずは温度がどうなっているのか 

知って関心もってほしいとこんなサイトもあると・・・「推計気象分布」  日本全体どこの気温も分かります。

講演②は、大阪府の地球温暖化防止活動推進センターの方から、「家庭の省エネ」について・・・

クリーンエネルギーフェア2017へ

電気をよく使う1位冷蔵庫、2位照明器具、3位テレビ、4位エアコンなどそれぞれの消費電力と古い器具だとこんなに電気代が違うと・・・

でも使っていない時、見てない時、出かける前には早めに切るというのが1番の節電効果のようですが・・・

こんな「家電省エネ★くらべ」というサイトが・・・

省エネ家電でどれだけ光熱費がお得になるのかが分かる・・・買い替えの時にはぜひ参考に

でも、見たい番組があるわけでもないのに、帰ったらとりあえずテレビを付けてしまう癖からまずは改めようと思います。

2017年11月 3日 (金)

岡山市と高松市の浄水場の視察へ

昨日までの2日間、所属する『泉北水道企業団』の議会視察で、タイトルの上記2市へ

和泉市、高石市、泉大津市で3市で構成する水道事業・・・

泉大津は大阪府全体の広域水道事業からと、この泉北水道からの2つの水源で市民のみなさんに水が届けられています。

 

この事業を今後どうしていくのかは大きな課題で、それを考えるにあたっても大事な視察になりました。

 

岡山市では、全国8番目、1905年(明治38年)から給水している歴史のある浄水場へ

赤レンガの創設当時からの建物が残っていて、当時から使われる「ろ過池」など10件が登録有形文化財に登録されています。

上部に書かれている文字は「坎徳無窮」(かんとくむきゅう)とあり、「水の徳は永遠に変わることなく続くという意味で、水の尊さの教え・・・

先人たちの教えを受けつぎ、市民のいのちの水である水道事業を進めている話もお聞きして、岡山市は直営事業として誇りをもってしておられることにふれることができました。

 

翌日は瀬戸大橋を渡った向かいの香川県高松市へ・・・全国40番目の大正10年からはじまり、こちらも歴史ある浄水場でした。

分かりやすい図解のパネル

両市とも施設やろ過池など順次見学させてもらいました。

広い敷地に、写真は緩速ろ過用の池が並んでいます。

貯水池や川、伏流水からなど取水の方法によってろ過の施設や方法は違いますが、全国どこでもその方法は確立されていて大きくは違いませんが、それでもその地域に応じた工夫がいろいろされていました。

工程の全部を写真で紹介できませんが、徐々に水が澄んできれいになっていくのがよく分かりました。

香川県は大変な水不足となるため、その苦労というものもお聞きしました。浄水場の裏には大きな52トンもの水を常時確保するための貯水池を備えていました。

 

淡路島経由での帰り道、北淡震災記念館へ・・・

阪神淡路大震災の震源地で、野島断層のズレがそのまま残されています。

断層のすぐ近くの家がそのまま残されていたり、揺れを体験できる施設も・・・揺れ方は同じように再現していますが、それでも半分だと聞き驚きました。

災害時においても、命をつなぐためにもっとも重要なのが「水」です。その事も当時を思い返しながら再確認・・・

 

私もそうですが、今や蛇口をひねれば水は出てあたり前・・・

うなるまでの長い歴史と取り組み、日々管理運営するみなさんの努力、思いを垣間見れた視察でした

 

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