市議会第1回定例会「発言通告」を提出・・・すべての子どもたちに行き届いた公教育の役割を問う!
昨日、開会した泉大津市議会第1回定例会
補正予算などの一般議案の後、市長からの2018年度の「施政方針」及び予算提案がありました。
「時代の変化に臆せず、挑戦し、生き残るための基盤を築く」と勇ましい・・・
「変化・転換」という言葉が10回、「生き残り」という言葉が6回も出てきます。
その中で、高度な情報化社会、そうした変化する時代に向けて、生き残るためにと、様々なことが述べられています。
AIやIOT、テクノロジーなどカタカナがいっぱい出てきます・・・
「人々から世界から選ばれるまちづくりを進めます」と宣言
教育の分野でも「みらい構想」を策定し、プログラミング教育や能力開発など先端的かつ多様な学びの機会をつくると・・・
理解が出来ないなら、アナログと言われるかもしれないけど・・・
どうしても、言われている事がそのまま良いとは受け取れません。
新しく何かをしていく必要性は、どんな時でもあるでしょう。
しかし、子ども達や市民にとって、何を大切にしようとしているのかがよく分かりません。
今回の一般質問では教育について取り組みます。
人材育成という言葉が6回も出てくるのも気になります。
育成と言われると、何だか上からさせられている気がします。
子どもや人は物ではありません。
どの子どもも育ち合い、成長し発達していく保障こそ教育に必要な事ではないかと・・・
教育施策のこれからと、教職員の多忙化問題の改善も求めて質問します。
以下、提出した発言通告です。
施政方針から見える本市の教育政策について
~すべての子どもたちに行き届いた公教育の役割とは~
1 「教育みらい構想策定事業」について、いつまでにどのように描こうとしているのか?構想策定のねらい、その目的や時期など事業策定の進め方について具体的にお示しください。
2 「先端教育人材育成事業」に関わって、IOT、プログラミング教育、能力開発教育とは具体的にどのようなもので、どうのように実施をしていくのかお示しください。
3 文科省は、小学校5、6年生での「外国語活動」を3、4年生にし、5、6年生には「英語」を現在の35時間に年間15時間加えて行うよう求めています。学習指導要領が改正され、正式には2020年から全面実施となるが、各校の判断で18年からの先行実施が認められているが、本市の対応はどうなるのか?
4 中学校給食について、小中9年間の食育推進の観点と予算(案)の概要で説明があるが、それがなぜデリバリー方式なのか? この関連と結論に至った理由についてをお示しください。
5 教員の多忙化解消は急務の課題と考えるが、教員の多忙、負担についての現状認識と解消に向けた取り組みについてお示しください。
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