えん罪という被害がなぜ起こったのか?その時あなたはどう対応しますか?
昨日、このブログでも告知をしてきた「泉大津コンビニ窃盗冤罪事件」の被害者「SUN-DYUさんとともに冤罪事件を考える集いin泉大津が行われました。
いったい何人来るのか分かりませんでしたが、参加者は60~70人くらい
事件の詳細はココから⇒泉大津コンビニ窃盗事件
今回は実際にどんな感じだったのかの再現・・・刑事役のズッカンくんと本人役の本人SUN-DYUさん
第1幕:「トンネルの入り口」・・・ある日、突然警察が家に来た8人の刑事に取り囲まれて連れて行かれる驚きと恐怖
第2幕:「喜怒哀楽」・・・1日4時間、22日間の厳しい取り調べ、まともな証拠も示さず、自分だけでなく家族や友人まで非人間扱いされ、汚い言葉をあびせられる。
第3幕:「無罪の証拠が・・・」・・・自白の強要を連日迫られる中で、黙秘を貫く中で考えた事。そして、当日のアリバイ、コンビニドアの指紋は別の日だったという決定的な証拠が・・・
第4幕:「その時・・・」・・・それでも警察も検察も誤りを認めず、裁判での無罪が確定するまでの不安、証拠を見つけた母が裁判官役で「無罪」と述べた。
「無罪」が確定しても、過ちを認める謝罪も一切ないという。
そうして生まれた歌「12の言葉」など3曲を熱唱
彼の発する言葉、一つ一つはリアルで当事者としての真実があり・・・
何かの事件や事故を目撃したとしても、あいまいな証言などで冤罪を生んでしまう恐れがあること・・・
そして犯罪者に誰もがなりうる・・・
それは誰の身にあっても起こりうる事だと・・・
弁護士からの話では、1年間で無罪判決が約100件もあると・・・
裁判の証拠としても自白の偏重があり、そこが警察も手っ取り早く、十分な証拠がなくても犯罪者と仕立て上げることができ・・・
有罪となっている中でも、実際にはやっていなかった人もいるのではないかと、思ってしまうほどえん罪が多いのが日本・・・
取り調べの録音、録画、証拠を積み上げるあたり前の事がされていない矛盾、この改善が進むことが、えん罪を無くしていくことに・・・
誰の人生も不当に奪われる事のない社会でなければならないと、あらためて強く思った集いになりました
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