自治体の災害対応力強化と公共施設再編についての議員研修会へ!
8月2日、3日の2日間は、大阪市内で行われた「建設政策研究所」関西支所主催の議員研修会へ
災害レベルの猛暑で朝、夕に往復の行き来だけでもまいってしまう暑さ
記念講演は、災害対策関連の第1人者、関西大学の河田教授
今年も起こってしまった大きな災害、大阪北部地震と西日本豪雨・・・
この2つの災害のレベル、状況についても聞くことが出来たのは、たいへん大きな収穫でした。
大阪北部地震は、最初の1秒によって引き起こされたもの(ちょっと見にくいですが・・・)
それがブロック塀などへの影響だったと分かる・・・
西日本豪雨は・・・それによって引き起こされたものは、過去の様々な災害の時にも起こっていたことだけど、自分の地域に照らして考えられていたのか
我が町ではどうなるのかという事を、住民も引き寄せて考えられるにはどうしたらいいのか
特別講演では、紀伊半島大水害で起こったこと、その後の対応対策など、三重県紀宝町の危機管理監の新元氏からの報告
その時、生死を分けた地元地域の行動や住民の言動なども・・・
「まだ大丈夫」、「自分は大丈夫」などすぐに避難行動にならない場合の対応、対処などについても、それぞれの講師からも言及がありました。
どんな時でも「人命第一」のまちづくりの重要性や大切な視点を考えさせられました。
2日目は、3つの分科会でしたがほぼ5時間、私は立命館大学の森裕之教授から「公共施設の再編と都市計画・まちづくり」についてを受講
どこのまちでも、今後の公共施設のあり方、再編整備が進められていくけど・・・
そのやり方、進め方はいろいろあって・・・
どう進めることが一番の正解というものはない・・・
ただ、今回の講義で納得できたのは、やはり住民の合意や納得、理解というものにどう向き合って、取り組むのかで大きな違いが出てくること・・・
どんな「まち」にしていきたいのか その根本があっての公共施設で・・・
それを決めるのも、そこに住んでいる住民が主体・・・
市長や行政からの上からの一方的なものでは、けっして上手くはいかないと・・・
いくつか先行実施をしている自治体の事例の紹介もあったけど・・・上手く行っている、なかなか苦戦しているなどそれぞれあるけど、どれを見てもそれははっきりしている。
泉大津はこれからどうしていくのか 分岐点のように思います
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