厚生文教委員会協議会に出席、駅前図書館移転の問題で発言!
9月議会に向けて、今日から私の所属する厚生文教委員会協議会があり、いよいよ議会モードに・・・
いくつかあった案件の中で、見過ごせなかったのは「新図書館整備事業における進捗状況について」の報告❗
新館長を公募して、設計業者を決めて、今後の予定が示されて・・・
着々と泉大津駅前への移転で進められていますが・・・
市民の中には大きな疑問や不安の声が多くあります。
まずお金の問題、当初「建て替えるより安くつく」との議会答弁だったが・・・
駅前商業ビル4階の改装に、6億、設計などで7千万円、そして1年間の家賃が5000万円、20年契約になりそれだけで10億・・・
16億7千万円、これは税金です。20年後には元に戻して返して、また引っ越すのか?
多少の期間の延長ができたとしても、すでに25年も経つビルなので、その後のことは何も考えられていない。
現地で建て替えれば同じくらいかかったとしても、南公民館や廃止を決めている勤労青少年ホームとの複合化ができて、しかも50年、60年先まで使い続けることができる市民の財産となる・・・
決め方のプロセスも問題。
市が決めた公共施設の今後の計画では、南公民館との複合化と決めたはずなのに、それは無視して図書館だけを駅前に移転させようとして・・・
行政は計画に基づいて進めるもので、違う方向にするなら、少なくとも根拠を示して、議会にも市民にもきちんと説明をすべきでは・・・
こうした疑問や駅前には反対や不安の声は一切お構いなしで、あらたに駅前図書館の設計で市民の声やアイデアを頂くという・・・
これまで出されていた市民の声はどうなるのか。
こうした大きな事業をするにあたっては、少なくとも様々なケースの比較検討が必要で、その上で判断されたのだろうか?
駅前移転だけでなく、現地の建て替えた場合、複合化した場合、分館として駅前に設置した場合などを、それぞれ費用面も含めてどうなるのか?
駅前に全面移転を言っていますが、本の重量に建物の構造が耐えられないので、全ての本は持っていけずに現行の図書館の建物は残し、本のストックヤード的な活用になり、その維持管理は別途必要です。
こうした様々な問題点を指摘をし、市民が納得できる説明、比較検討された資料などを求めましたが・・・
市民の貴重な税金を無駄にすることのないよう、将来に禍根を残す事がないようにすべきではないか・・・・
このまま進んで行くには、あまりにも問題が多すぎる・・・
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