12月、泉大津市議会定例会の一般質問のご報告です❗
今年の台風での避難所の報道など目にして、私はずっと抱いていた思いを議会でと・・・
災害ボランティアで阪神淡路大震災の時に神戸に3ヵ月、障害者支援センターの一員として派遣され・・・
私たちは、窓ガラスも割れたままのセンターの建物の中に持参したテントで寝袋で生活しながら・・・
ところが避難所となっ体育館は、大勢の避難者が雑魚寝、プライバシーも何もない・・・
障害のある人は避難所にも行けず、半壊状態の自宅で水も食料もほとんどないとか、通っている作業所など施設に避難しても避難所になっていないので物資が届かない・・・
障害のある人の安否確認で、名簿をもとに1件、1件、全国から集まってくれたボランティアのみなさんと尋ね歩き・・・
目の当たりにした状況は、当時は想定外の災害に見舞われたのだからという思いが強かったと思う。
あれから度重なる災害が全国あちこちで起こっても、当時と変らない避難所の光景に胸が痛んできた・・・これでいいのか?いいはずがない。
1年前のしんぶん赤旗の報道で、イタリアの避難所のことを知り、国際ソフィア基準と言うものがあり、それに基づくプライバシーや人権に配慮した対応がされていて、これも政治の責任、あり方で可能だということを実感。
日本でも先の台風災害で、プライバシーに配慮した避難所対応をしている長野県上田市、避難者用のテントを提供した大阪田尻町などがあり・・・
自治体の対応によること、こうした事態の時にこそ問われることから、一般質問で取り組みました。
泉大津市議会のホームページから、1年間ですが 森下いわおの今回の質問動画(←ココから)見れます。パソコンで見るとこんな感じ。

冒頭に5点、1.避難所で考えられる困難や課題
2.避難所となるエアコン設置への進捗
3.避難所内の間仕切りや段ボールベットの確保状況
4.福祉避難所の設置のあり方、考え方
5。災害時の2次水源の確保
これらの答弁を一括で受けて、その後、発言席で一問一答で質問し、意見、要望を述べます。こんな感じ⤵

5点にしぼったつもりでしたが、いっぱいいっぱいになってしまい早口でちょっと反省・・・
避難所の先進国イタリアや他市の進んだ取り組みは、この間集めた資料を提供し知ってもらえ良かったんですが・・・
あまり深まらなかった点もあり、それは引き続きの課題ということで・・・
5点目の信太山の浄水場については、かなり時間をとって発言しました。
この緩速ろ過(生物浄化)方式の優位性、統合しようとしている大阪全体の高度処理急速ろ過方式との比較・・・
全国で緩速ろ過の浄水場が見直され、災害対応や日常的にも安価で良質の水が作れるということまで・・・
廃止ありきで固執するのではなく、活かす道、市民の安心、安全、利益にも叶うということは明らかで、信太山浄水場の存続を強く求めました。
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