先日の日曜日の夜に「ジェンダー問題学習会」が阪南地区の民青と地区委員会の主催であり、行って来ました。
日本共産党は党の綱領に「ジェンダー平等」を位置づけました。
新しく「ジェンダー平等委員会」を設置して、副委員長になった倉林明子参議院議員が責任者・・・
ただ、まだまだ「ジェンダーって何?」というところもあって・・・
講師は党中央委員会のジェンダー平等委員会の事務局長の坂井希さん。党大会後はじめての講演だそうで、今は依頼が殺到して応えきれないとうれしい悲鳴・・・

政党として綱領にまで位置付けて、党大会での議論も積み上げているのは日本共産党だけ・・・
その背景には世界や日本でこの問題に対しての波が広がり、それにどう応えていくのかという中で、模索して踏み出してきたと・・・
#Me Too や #With You 性犯罪やセクハラに対しての告発が続き、大きな運動、うねりに・・・
LGBTの人たちに対しての自民議員の「生産性」発言、女子医学部受験生への減点事件などなど・・・
こうした理不尽な社会、差別が社会問題となってきたけど・・・
日本はジェンダーギャップ指数では衝撃の121位で、調査対象になった153カ国の中でも、いわゆる先進国といわれる国の中でも最も格差のある国ということ・・・
それほどでもないだろうと、自分のご飯は自分で作るし、出来ることを出来る条件がある方がしている我が家だけ見ているとそう思ってしまうけど・・・
男女平等とどう違うのか?、単に女性の権利を何とかしようということではなく・・・
より広い意味で男性であっても女性であっても同じ権利、それが保障されるという国際規範や憲法に則って・・・
そしてそれはこども、障害者、少数者、先住民などのあらゆる差別、性的指向や性自認を理由とする差別もなくしていこうと・・・
こうした差別は実は社会や政治がつくり出しているもので、統治管理するためでもあり・・・
「ジェンダー平等」の社会は「ひとりひとりの人が大切にされ、誰もが自分らしく生きることができる社会」へしていこうというもの・・・
これって普通に考えたら誰も反対できないと思うけど、都合が悪いのは一部特権階級で人々を支配しようとする人で・・・
だけどそれって労働者を安い賃金で大もうけしようと思っている人とか、一部どころか実はいっぱいいたりするし・・・
それに気付いていない多くの人、こんなもんだとあきらめている人などなど、この社会の矛盾に気付いていない人もいっぱい・・・
気付いた人は声をあげ行動していく、それが社会の進歩にとっての第1歩・・・
そして、それは日本共産党が目指す未来社会とも重なるものだと思います。
今、やっているNHKの朝ドラ「スカーレット」の主人公のモデルになった神山さんが、しんぶん赤旗に登場していたけど・・・
女性に学問はいらないという父、陶芸家に女性はなれないなど、当時の認識を打ち破ってきた人。世の中、社会は変えられると体現した一人だと思う。

ちょっと細かい字は見えないけど、9条を守ってと平和も願う、平和でこそ・・・
「平和」と「人権」これらは戦後大きく進歩したことです。
ジェンダー平等も当たり前になる社会がきっと来るし、そうしなければならない・・・
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