地域医療連携推進法人を設立してって言うけれど・・・泉大津市立病院はどうなるの?
先週行われた泉大津市議会「市立病院整備特別委員会」、議題は「地域医療連携推進法人の設立について」・・・
私は委員ではないので隣室で傍聴・・・日本共産党からは田立議員が出席。
あまり聞いたことがないけど、こうした法人を立ち上げてやっているところが実際にありますが・・・
どこもいくつかの医療法人や社会福祉法人、NPOなど多様な医療、介護などに関わる事業所が連携しています。
しかし、今回提案され設立していこうとしているのは、生長会(府中病院)と市立病院(泉大津市)のみ・・・
なぜなのか?
進んでいる再編整備計画は、府中病院の近くに新病院を設立し、管理運営はすべて生長会に任せて民間委託し、現市立病院は小児と産婦人科のみにというもので・・・
その際に医療スタッフ職員の身分なども含めて融通ができるようになるというような説明も・・・
委員会では今後の見通しの収支計画も過大な見積もりではないかと問題に・・・内容は田立議員のブログで、ココからご覧ください。
コロナ禍以前に作成したものでもあり、そもそもの問題もありますが、この間の医療環境のことを考えればかなりの見直し、変更が必要なのは明らかです。
委員会での議論、指摘を受けても見直しも訂正もしないというのであれば、それこそ問題ではないでしょうか!?
「再編統合まったなし」、「この道しかない」と突き進んで果たしてよいのか?
大きな疑問があるまま、収支計画の過大な見積もりなまま、ひとつの法人とだけの連携・・・
市民に対しての説明会も開くこともないままに・・・
やはりここは一度立ち止まって、冷静にこのコロナ禍の状況も受け止めて考えるべきではないか!
今日は泉南の元職場の後輩、くすのき成明(しげあき)さんの支援に・・・
コロナ対策を万全に進めないといけないときに、国は病院の統廃合計画を進めていることは泉南でも問題になっていました。
済生会新泉南病院と阪南市立病院の統廃合が・・・
国の責任、問題もありますが、主体となる市の姿勢がどこでも問われるなぁと感じながら帰って来ました。
« PCR検査センターを泉大津市にも・・・一般質問で求めました! | トップページ | 身近なところが危ないと草刈りを要望、きれいになりました! »
「議会報告・市政報告」カテゴリの記事
- 給食無償化など、子育て支援3つのゼロを求めた一般質問のご報告(2023.03.29)
- 3期目最後の議会が閉会!(2023.03.17)
- 予算委員会が終わりました!かつてない超大型予算には反対!(2023.03.14)
- 3.11から12年、原発回帰、復興予算流用して軍事費倍増は許されない!(2023.03.11)
- 明日から予算委員会!長い1週間になりそうです。(2023.03.05)
「社会保障・医療関係」カテゴリの記事
- 病時保育と患者の子への保育(2023.02.01)
- 「こんにちは日本共産党の森下いわおです」No.29を配布(2022.10.17)
- 「難病、小児慢性特定疾病に関する医療の保障を求める意見書」を全会一致で採択・・・泉大津市議会(2022.09.28)
- 子ども医療費助成、ついに高校卒業まで18歳へ引き上げに・・・泉大津市(2022.03.09)
- 特別障害者手当をご存じですか?(2021.12.15)
コメント
« PCR検査センターを泉大津市にも・・・一般質問で求めました! | トップページ | 身近なところが危ないと草刈りを要望、きれいになりました! »
くすのっきーさん
コメントありがとうございます。
市立病院の小児科は残すことになっていますが、ベット数は減らそうとしています。産科は府中病院の分がなくなりその分を市立病院でという今後の患者予想、収支もほんとうにそうなるのか???というものです。
市は市立病院はなくしませんと言いますが、おっしゃるように外科や眼科、皮膚科に耳鼻科、その他検査などがあるから安心だということではなくなってしまいます。そこにはなくなるので、別の病院に行くことになります。
せめて校区ごとの説明会をと求めていますが、コロナを理由に開かず、ようやく開いた市長のタウンミーティングでは自分お都合のよい施策の説明(選挙前だし)で、病院に関わっては5分だけというものでした。
私たちも議員団ニュースで全戸配布したり、努力はしているんですが・・・次も1面は病院です。
なかなか市民みなさんに情報を広げることにはならなくて、市民団体の「市立病院を守る会」でも2回目の全戸配布ニュースの発行を今急ぎ検討中です。
図書館も市立病院も、既成事実を積み重ねNOの声はいっさい無視して突き進んでいることを本当に危惧しています。
今、議会では2次水源である泉北水道(信太山浄水場)を来年廃止する計画のせめぎあいで、命の水に関わることで市民にもまったく知らせずに廃止を先に決めてしまおうという状況です。
都合の悪いことは市民に知らせることも、声を聞く気もないので、自分たちでやるしかないと引き続きがんばります。
また、時々覗いてください。ご意見よろしくお願いします。
投稿: 森下いわお | 2020年10月 6日 (火) 16時08分
お久しぶりにコメント書かせて頂きます。
市立病院ほんとに、どうなるのか?不安しかないです。子供がずーとお世話になっていて、小児科は残すと聞いてますが、連携して外科や眼科、皮膚科に耳鼻科、その他検査など、あるから安心だったのに。小児科から他の科へ行くときは、別の病院に行くのか?とか、色々聞きたいことはあるのに、説明会という会は開かれず、参加するのも、難しい日時に人数制限の一緒に考えようといったようなものがあったようですが、それで説明したと言われたら、違うなと思います。
図書館といい、市立病院といい
何がしたいのか?わからないことが多いと感じます。
市民全体に、情報が行くように何かいい方法はないのか?と、以前の台風の時や現在のコロナなど、何かあるたびに感じます
投稿: くすのっきー | 2020年10月 5日 (月) 20時10分