大阪市廃止を問う住民投票、再び否決!「これでノーサイド(終了)」
昨日の大阪市を廃止、分割する「大阪都構想」制度案は、再び否決をされました。
「大阪市をなくしたらあかん」という市民の良識が、維新の会の野望を打ち破った形に・・・
前回もラストチャンスと当事の橋下市長が叫びながら、否決されたのに、公明党を抱き込みまた出してきた・・・
松井知事は任期で引退・・・自分とこの市を廃止しようとした人が市長のままでよいのか?
吉村知事は、自分がすることはないと明言・・・しかし、他の人に変わったらまたするのか?そういうニュアンスが残るような言い方・・・
今回でもう分断と対立を持ち込む不毛な議論は終わらせ、政令市として市民のための施策の実施を・・・
都構想の問題、矛盾を突き、論戦をリードしてきた日本共産党の山中智子市議団団長の反対多数確実後のあいさつでは・・・
「これでノーサイド(終了)にして、制度いじりではなく、当たり前の自治体に戻し、政令市を残してよかったと思える市政に・・・」と・・・
大阪市は、子ども医療費助成を泉大津などより早くから引き上げ、中学校給食も実現し、それもデリバリー弁当方式が不評で、その後は自校方式や近隣学校共同での方式への変更など・・・
その権限と財源を市民やこども達のために活用すれば、もっと様々な市民サービスが展開できるはず・・・
こうしたよい状況が周辺自治体にも波及し、しいては大阪府でも制度として拡充される、よりよい二重行政だったらよいのではないでしょうか!
反対、賛成どちらに投票した人も、その多くはよりよくしたいという思い、この両者の願いに叶うことは少なくとも大阪市として残ったことで出来ますね!
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全くご指摘のとおりでした(と過去形で書けるのが嬉しいです)。
「と構想」は、大阪市民の良識が勝利しました。 でも維新は、またもや他の型式の「と構想」を持ち出しています。
そもそも維新の「と構想」なるものは、自治体首長選挙で選ばれた保守系新首長が必ずと言って良い程に持ち出す「改革ごっこ」なのです。 維新のものが他と違うのは、住民投票が要る程に大型であることです。
普通は、お手軽に看板の書き換えをします。 例えば「〇〇課と××課を廃止して▽▽室を設置し、課長を無くし、室長一名とする」等とし、「機構を簡潔にすると同時に、課長職二名を無くする合理化をした」等とします。 実態は、課長二名をそのまま各自を課長級「主幹」にして新規に「室長」を作り、縁故の者を「室長」にしても、です。 維新も同様の嘘にしておけば出来上がった訳でした。
眼玉の一部事務組合が出来ていれば、住民の監視が出来ず、職員採用から業務の差配まで維新の思惑で可能になり、財政から人事まで疑惑の渦になったことでしょう。
例えば、大阪市東部の一部の市では、一部事務組合採用の多数の職員を市長部局に「派遣」し、時間が経過すると何時の間にか「派遣」が溶ける、と云う摩訶不思議なことが続きました。 何処かの市長や議員の縁故採用であるのは歴然としていますが、一般市民には見えません。 一部の人事課の職員の眼には、はっきりと分かる程の「縁故人事」であったそうでした。
投稿: イチロウ | 2020年11月25日 (水) 09時36分