生活保護減額は違法、歴史的な原告勝訴!
「生活保護費の引き下げは生存権を保障した憲法25条に違反すると、その取り消しなどを求める」裁判は、全国29の地裁で起こっていて・・・
昨日の大阪地裁の判決があり、「減額処分は違憲で処分を取り消す」という歴史的な判決が出ました。
昨日の夕方、会議に行こうとしていたらニュースで知り、写真は会議後のNHKのニュース。
会議では傍聴に行ったという人からも話を聞きました。
2013年からの保護費の引き下げは、物価が下がったからという理由でしたが・・・
特異な物価上昇が起こった2008年を起点にし、その後著しい下落になるのを基に改定率を設定したことが、国の裁量権の逸脱、乱用であり、合理的な関連性や専門的知見との整合性も欠くとし、生活保護法に違反し違法であると認めました。
安倍政権の基で恣意的にやられたのではないかという疑念はずっとあったので、この裁判での判決の意義は非常に大きいです。
健康で文化的な最低限の生活の保障という憲法25条が活かされる社会に!しなければならない。
困っている人の中でも、生活保護基準以下で生活している人が多くいます。
いわゆる補足率が非常に低いままなのは、バッシングや扶養義務などを気にしていたり、恥ずべきことということなどがまだまだあり・・・
生活保護は権利であり、扶養は義務ではないという国会答弁もこの間引き出されていますが・・・
コロナ禍の中で困窮する場合は「最後は生活保護がある」と言い切った菅首相・・・
だったら、ちゃんと困った人がみな気兼ねなく受けれるようにしてもらいましょう。
基準引き下げに一貫して反対してきた日本共産党の訴えの正しさも証明されたという点でも画期的です。
困難な中、勇気をもって声をあげられた全国の原告のみなさんに敬意を表します。
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