手話言語条例を制定・・・泉大津市
開会中の市議会。
今日は、私は3期目最後の一般質問が終わりました。
子育て支援策の拡充で定住促進、少子化対策を求めました。
そのご報告はまた後日。
定例会初日にあったうれしかったことは・・・
泉大津でもやっと手話言語条例が制定されたこと。
可決後のお昼休みに当事者や関係団体、市、議会のみなさんで記念撮影。
大きな喜びをもって賛成討論しました。以下、その全文です。
15番 森下いわおです。
只今ご提案がありました議案第1号、泉大津市手話言語条例制定の件につきまして、日本共産党を代表して大きな喜びをもって賛成討論をさせて頂きます。
聴覚に障害のあるみなさんにとって、手話は日常生活や社会生活を営むにあたって言語同然のものです。しかし、実際には市役所や病院などの公的機関においても手話通訳者の配置がないなどあたり前の権利が行使されない遅れた状態が長く続けられてきました。こうした中で手話は言語であるということを条例で制定し、あたり前のものにしていこうという取り組みが当事者や関係団体のみなさんのたいへんなご努力の中で進められ本日を迎えたことに敬意を申し上げます。
2015年に大東市が府下ではじめて制定されてから、全国でも大阪府下においても制定が進んでいく中で、本市での制定がいつになるのか見通せないため、私は2021年の決算委員会の中で、大阪府下の進捗状況も示し、また国会においても障害者差別解消法の事業者の合理的配慮の提供は、単なる努力義務ではなく、義務化された法改正がこの年に行なわれた中で、この条例制定は早期に実現しなければならいこと、そして単なる理念条例ではなく、実効性を伴うものでなければならいことを申し上げました。
よって泉大津市手話言語条例の第4条にあるように市の責務として、手話の普及と日常生活、社会生活においての環境整備をすること。第7条に掲げる施策の着実な推進をすること。第8条、9条の手話を学ぶ機会や教育の場においての取り組みをすること。そしてこうした取り組みを10条にあるように当事者や関係団体のみなさんの意見をしっかりお聞きをして進めることをあらためて要望し、賛成討論と致します。
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