もう寒いけど…熱中症対策を求めた一般質問!
先週閉会した市議会。
一般質問では「熱中症から命を守る支援」について取り組みました。
9月議会では、この夏の猛暑、7月や8月末から学校に通う子ども達の教育環境の改善が必要と・・・
「学校(教室)の断熱化」を求めました。
その質問をしながら高齢者こそ、さらなる対策が必要ではないかと・・・
来年以降もきっと大変な暑さになり、意見要望するのはまだ予算編成中の12月議会にしなければと、すっかり寒くなってましたが取り上げました。
東京世田谷区の「熱中症対策・お休み処」の取り組みを知ったことも後押しになり、これはどこでも出来ると思い紹介し、提案しました。
公共施設だけでなく薬局や接骨院などのお店や事業と連携して、黄色いのぼりを立てた休憩所を設置する取り組み。
クーラーの効いたスペースに、イスと水分補給できる給水器やペットボトルを置いて・・・
誰でも利用が出来て、高齢者だけでなく、子ども連れの外出時にも安心と世代をこえて好評だそうです。
また、この場が地域の交流にもなると広がっています。
泉大津でも市役所などの公共施設には給水器を置いてますが、あまり知られてなく、民間の事業所さん、それこそ商店街のお店などと連携して取り組んだらどうかと提案しました。
熱中症だけでなく、地域の活性化にもつながる取り組みです。
それと、物価高騰で電気代が高くてエアコンを付けないなど我慢をしたり、エアコンが故障しても買換えがなかなかできないなどの状況があると、大阪民医連の調査などで分かり、質疑で同様の事態が泉大津にもあると・・・
この夏、熱中症で救急搬送された方が50人もおられ、中にはエアコンが壊れていたり、付けていなかったケースがあったと答弁がありました。
市は環境対策として、CO²削減のため「省エネ・エアコン買換え助成」を実施しましたが、補助金はたったの2万円しかありません。
それでも「助かる」という声はありますが、省エネのエアコンは値段的には高くて買えないという声も・・・
大変な世帯ほど、古いエアコンの買換えが出来ないばかりか、壊れたら死活問題。
全国的に熱中症対策としてエアコンの購入助成をしている自治体が増えていて、近隣では泉佐野市が6万円の補助金・・・
これだけあれば買換えの動機付けにもなるし、2万円からの思い切った引き上げを求め・・・
さらに一括購入しか認めていないので、分割での購入にも対応するよう求めました。
困っている人やリスクの高い人の活用を遠ざけている状態の改善が必要です。
以下、この一般質問の森下いわおの質問動画です。⇒ココ(市議会HP・中継録画ページ)からご覧ください。
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