旧優生保護法は違憲・全面勝訴!
戦後最大の人権侵害とされる強制不妊手術の根拠とされた旧優生保護法がようやく断罪された。
20年で消滅する除籍期間については「国の賠償責任を逃れることは、著しく正義公平の理念に反する」として「到底容認できない」として、被害者への賠償請求権もあると判断。
憲法13条(個人の尊重)と14条(法の下の平等)に違反するという全面勝訴。
昨日、帰宅してすぐのテレビのニュースを目にして思わず拍手しました。
旧優性保護法はそんなに昔の話ではなく、1996年まであり、法改定の時に速やかに補償をしなかった国の罪と責任は何重にも重いものです。
すでに障害者の施設で働いていた当時は、あまり意識してなかったことを恥ずかしく思い、今さらですが、どれほどの苦しみ、悲しみだったのかと・・・
知らない間に不妊手術をされたり、同意したとしてもそれは諦めや従わざるを得なかっただろうと思います。
自ら声を上げにくい人たちが多くいるはずです。
これを契機に、速やかに全ての手術を受けた人への救済が出来るよう取り組みが進むことを期待しています。
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