津波防災の日を前に、泉大津市の大防災訓練が行われ、楠小の避難所開設訓練と午後からの防災イベントに参加しました。
「津波防災の日」は、1854年11月5日に発生した安政南海地震の時に、多くの人を救った和歌山県広川村の「稲むらの火」の逸話にちなんでこの日になっています。
大防災訓練は、泉大津市全8小学校で一斉に避難所開設訓練ということで、朝9時に防災無線から地震と津波の発生がお知らせされてスタート。
私は、自分の子どもも通っていた楠小学校の訓練に参加させてもらいました。
みなさんと避難者用テントや簡易ベット、ラップポンというトイレの組み立て。
ラップポンの組み立てをしましたが、前に取り扱いなど見聞きしたことがあったけど、一からの組み立ては初めてで、戸惑うことも多かったのですが、スマホで組み立て動画を見つけてくれた方がおり、何とか完了。
後からの振り返りで、目立つ所にQRコードで組み立ての順序を分かるようにしておけばと(これは避難者用テントも)という意見がありました。
私はバッテリーの充電がされてなかったので、これでは使えないと充電を事前にしておくことをお願いしました。
久しぶりに楠小の体育館に行き、西日本豪雨災害の時に避難所で熱中症などで亡くなる事態を目の当たりにし・・・
その直後の議会から要望してきた「避難所となる学校体育館にもエアコンを」が実現して、窓の上にエアコンが何基も設置されているのを見れたのも収穫でした。
午後からは市役所の隣の東雲公園で行われた防災イベントへ。
この間、議会でも話をしてきた汚れた水でもきれいな生活水(飲み水には不可ですが・・・)に出来る浄水器(赤いやつ)は、電源がなくてもレバーでポンプ式に出来るというのが分かり、今日は初おひろめでした。
シャワーの水をくり返し、浄化しながら使える装置と組み合わせれば効果的なようです。
市民さんから「1台だけではまったく足らんやろ」と意見をもらい・・・
今は1台でも他市や災害協定を結んでいる全国の自治体で1台備えれば、災害時に寄せてもらって何台にもなると話をしたり・・・
会場では消防車のはしご車やがれきの撤去やレスキュウ訓練など。
いろいろな立場の人や市民さんと力を合わせていくことで、災害を乗り越えていくことにつなげられるようにしていく必要性をいっそう感じ・・・
市民の方や職員さんと普段は出来ないいろいろな話ができて、有意義な1日になりました。
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