「newsおかえり」特集!国は障害者の生活施設を減らさないで・・・
2月13日に放送されたABCテレビ(関西)の「newsおかえり」の特集がYouTubeにUPされました。⇓⇓⇓
【見過ごされる現実】「力尽きる前に必要な施設の数を」、国の理想の陰で苦悩する重度障害者と家族、厚労省に悲痛な訴え【newsおかえり特集】
国は障害者の生活施設を削減し、地域での暮らしに移行させようと・・・
しかし、地域で暮らせるだけの支援がぜんぜん足りていない。自宅での生活が困難を極めると行き場がなく、待機者があふれている。
放送で紹介があった40名定員の岸和田の山直(やまだい)ホームには、122人の待機者。
大阪府下にはなんと1000人を超える待機者がいるという。
10名の短期入所のショートステイも常にいっぱい、中には4年も家にも帰れず、入所も出来ずという人も・・・
厚労省との懇談での切実な声、国は削減ではなく拡充を、そして地域で重度の障害のある方も暮らせるグループホームの人員などの拡充をすべきです。
この山直ホームは、私の前職の時にその立ち上げと開所後に働いていた施設。
テレビで懐かしい顔に出会えました。
一定期間こうした施設で暮らすことで、ここからグループホームに行ったメンバーも多くいます。
私は、その後山直ホームからグループホームの異動になり、そうした人の支援をしていました。
当初はとてもグループホームに行けるとは思ってもみなかった人が、行くことが出来たことに感銘を受けました。
まずは山直ホームで安定した生活、生活基盤を整えること。
集団の力、職員の支援でその人なりの成長があり、そして地域生活に移行することが出来きたように思う。
一足飛びに地域へではなく、段階をふんで、生活施設であってもグループホームであってもきちんと支援が出来るように・・・
ひとりひとりが安心して暮らせる場の保障をすることが国や自治体の役割ではないか。
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