泊原発の運転差し止め!
昨日の新聞記事(写真は毎日新聞、しんぶん赤旗)ですが、うれしいニュースです。
北海道民1201人が原発差し止めと廃炉を求めていた訴訟。
北海道電力の泊原発は安全性に問題があるとして、運転差し止めを札幌地裁での判決で運転差し止めが命じられました。
裁判長は「津波に対する安全性の基準を満たしていない」と・・・
しかも安全性を立証する責任は電力会社にあり、その根拠を示していない。
防潮堤の地盤の液状化の恐れはないというだけで、資料で裏付けていないなど
裁判引き延ばしともとれる北電側の主張に、延々と対応することを余儀なくされ、訴訟上正当化することは出来ないと・・・
きっぱり判決を出されたことがすごい。
「他の原発訴訟では原子力規制員会の判断などを待ってする場合も多いが、司法の独立性を保った意味でも高く評価できる」と、脱原発弁護団全国連絡会の共同代表の弁護士さん
廃炉とまでは認められなかったものの、安全神話、無責任な対応について断罪するもので、住民側に立った判決。
10年前、3回目の被災地支援で福島原発事故現場、当時で一番いける所まで視察に行きました。
まだ、近くの町にも入れませんでしたが、沿道には何ヵ所も除染作業で積み上げられた真っ黒な袋の山・・・
放射線の測定器の数値が跳ね上がり、恐怖を覚えました。
1993年の北海道南西沖地震で奥尻島を襲った津波・・・
震度6でも甚大な津波で、島は壊滅的な被害があった。泊と同じ日本海側・・・
二度とフクシマの悲劇は繰り返してはならない。
脱原発、原発ゼロの日本へ!
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